画像:時事
2月末から3月にかけて、自身のインスタグラムを更新した歌舞伎役者の市川海老蔵さん。
息子である勸玄くんの様子を投稿しますが、画像内に写っていたTV画面はYouTube上に違法アップロードされた可能性が高い映像だったことから、ファンらの間で物議を醸し波紋が広がっています。
3月4日朝9時現在で削除済みのこちらの投稿、真偽は不明ですが一体どのような投稿だったのでしょうか。
市川海老蔵、インスタアップ画像が違法サイトで波紋広がる
2月末から3月にかけて自身のインスタグラムを更新した歌舞伎役者の市川海老蔵さん。
息子である勸玄くんの様子を投稿しますが、画像内に写っていたTV画面はYouTube上に違法アップロードされた可能性が高い映像でした。
3月4日朝9時現在で削除済みのこちらの投稿、真偽は不明ですがそのインスタを見たファンの間では
《海老蔵の息子が違法アップロードのドラえもんみてるスクショのツイート消えた?》
《違法アップロードダメゼッタイ。海老蔵こういうところ疎いのかな》
《違法アップロードされた動画を見ている息子を撮ってインスタにあげる大人が1番アウト》
《海老蔵さん違法アップロードの定義知らなさそう。》
《海老蔵は違法アップロード容認派なのか。傾奇者にも程がある》
《海老蔵さん、「違法アップロード」って概念が無いのかもしれんね… 自分も表現者なのにね…》
など、多くの人が違法アップロードした画像であると認識し、それをインスタにあげてしまった海老蔵さんへ苦言を呈する声が相次ぎました。
インターネット上でテレビ番組を公開する場合の権利について
テレビ番組をインターネット上で公開する場合は、テレビ局などの番組製作者から「複製権(または録音・録画権)」、「公衆送信権(または送信可能化権)」等について許諾を得る必要があります。
これらの許諾を得ずにテレビ番組をインターネット上で公開すると、関係権利者の著作権等を侵害することになります。
アップロードについてもほぼ同様で、インターネット上において無断でテレビ番組をアップロードすることは、著作権法違反となります。
破った場合には10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(またはその両方)など、厳しい罰が処せられます。
コンテンツの違法アップロード問題は近年、話題に上る事が増えています。
決して一部の方のみに関わる話しではなく、コンテンツに接する全ての方に影響を及ぼす社会問題です。
不正に利用する事は、それらを創造した人に正当な対価が得られない事と同義。
ひいては新しい創作活動は停滞し、文化として衰退してしまうでしょう。
健全な創作活動のためにも権利をしっかりと守る必要があります。
海老蔵さんも表現する世界に身を置いているわけですから、知らなかったで済む話ではありません。
(文:Quick Timez編集部)