文:有馬翔平

ぺこぱ・松陰寺太勇、M-1グランプリ敗退に「ホッとした」…苦悩告白に視聴者騒然「M-1を変えるべき」

松陰寺太勇

画像:時事通信フォト

昨年末に行われたM-1グランプリの出演者らがスタジオに集まった23日の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)。

その放送中、準決勝で惜しくも敗退してしまったぺこぱ・松陰寺太勇さんがM-1グランプリの決勝に進めなかったことについて初めて口を開きました。

すると、松陰寺さんの言葉に視聴者からは驚きの声が。

「これはM-1の在り方を変えるかもしれないな」と動揺が広がっています。

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ぺこぱ・松陰寺太勇「ホッとした」M-1グランプリ敗退の裏側を懺悔

23日、昨年末に行われたM-1グランプリで優勝したマヂカルラブリーの2人をはじめ決勝進出したコンビが集まった「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)で、一昨年は3位、昨年は準決勝敗退と涙を飲んだぺこぱ・松陰寺太勇さんがM-1グランプリの結果に初めて口を開きました。

放送直後、マヂカルラブリーが披露したネタは「漫才ではなかった」と批判が集中し、芸能界を巻き込んで漫才の定義が議論されるなど波乱を呼んだ昨年のM-1グランプリ。

この日のスタジオでもマヂカルラブリーのほか、準優勝だったおいでやすこがの2人も出演し再び漫才定義の論争に。

すると、一昨年の大会では3位に入賞したぺこぱの2人にもM-1グランプリの話題が。

「最後の敗者復活戦で3位までには残りました」と松陰寺さんは、準決勝敗退し視聴者投票の敗者復活での決勝に上がることはできなかった戦績を改めて説明。

無念の敗退でしたが、松陰寺さんは決勝に進めなかったことに胸をなでおろす安堵を感じたのだという。

「実は僕ら、敗者復活戦でめっちゃ滑って…」

松陰寺さんが告白したのは敗者復活戦で披露したネタがまったくウケなかったということ。

しかし、昨年多数のテレビ出演をしたことで知名度をつけたことから、ネタの内容よりも「ぺこぱ」というネームバリューだけで上位に残ってしまったのでした。

ネタで勝負できていないにもかかわらず決勝進出してしまった時のバッシングを恐れた松陰寺さん、しかし結果3位で終わったことに「(決勝進出した)インディアンスってなった時にちょっとホッとしたんですよ」と、安心したことを白状しました。

「お客さんもネタ滑ってんのに3位にいるなって不思議に思ってましたよ」とネタが面白くなかったことを自己申告した松陰寺さん。

決勝にいけず安心したエピソードに、番組MCの明石家さんまさんも「ドラマがあるねんなあ」と言葉を漏らしていました。

 

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松陰寺太勇、M-1グランプリでの苦悩を懺悔に視聴者反響相次ぐ…

昨年のM-1グランプリの敗者復活戦で3位に残ってしまったことに、抱えていた悩みを告白した松陰寺太勇さん。

すると松陰寺さんの告白に、番組を観ていた視聴者から多くのコメントが。

「やっぱあれ滑ったんだよな。まさか本人もそう思ってたとは」

「今回の放送でぺこぱの好感度が上がったわ。なぜ3位?って思っていたけど、それを自分らで感じてちゃんと言葉にしてくれるとは…普通の芸人じゃできないよ」

「まさかスベッたのを自己申告してくるとは…ぺこぱ最高か」

などと、ネタへの手ごたえがなかったことを認め、決勝進出しなかったことに安心している松陰寺さんの言葉に賛辞が送られました。

さらに、松陰寺さんの告白はM-1グランプリが採用している視聴者投票の是非にも波及。

「やっぱ視聴者投票はアカン。純粋にネタが評価されないもん」

「ぺこぱのファン聞いてるか?おまえらのせいでぺこぱが苦しんでるんだぞ」

「ファンの存在って残酷だよね…」

「来年以降は視聴者投票を廃止すべき。松陰寺のコメントはM-1グランプリを変えるかもしれないな」

と、M-1グランプリの採点方式の議論が巻き起こっています。

M-1グランプリで敗退したことを安堵した松陰寺さん。

昨年からテレビCMなど多数起用されてきた背景には、このようなぺこぱの人柄も関係しているのかもしれません。

(文:有馬翔平)