文:有馬翔平

寺島しのぶ、優雅な沖縄旅行に視聴者から疑問の声…「全部が薄っぺらい」「見てるとイラっとくる」

寺島しのぶ

画像:時事通信フォト

歌舞伎一家の娘として誕生し、自身も女優として日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得している寺島しのぶさんが8日、「アナザースカイⅡ」(日本テレビ系)に出演。

プライベートで何度も訪れるという沖縄県に足を運び、染め物体験やユニークな宿泊施設などを紹介しました。

しかし寺島さんが沖縄を心行くまで満喫する姿に視聴者からは嫉妬の声が。

「やめてくれないかな」、「日テレ最低だな」などとコメントが相次ぐこととなった背景には、とある「映画」の影響があったようです。

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寺島しのぶ「心をやられてしまいましたね」新型コロナで精神的ダメージを負ったことを告白

8日、歌舞伎一家の子供として誕生し、自身も女優として日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得している寺島しのぶさんが「アナザースカイⅡ」(日本テレビ系)に出演、プライベートでも何度も訪れているという沖縄へ足を運び、昨年の女優業について振り返りました。

「一人でもよく来てました」、「思い立ったら行っちゃってたこともありましたね」と、寺島さんがこの日訪れたのは沖縄県北部に位置する古宇利島。

真っ青な海をバックに8歳になる息子とビーチサッカーを楽しんだり、その後は琉球愛染を体験するなど沖縄を満喫する様子が映し出されました。

さらに今回、寺島さんは沖縄で一番行ってみたかったという「斎場御嶽(セーファウタキ)」も訪問。

琉球王国の創世神・アマミキヨが創った場所とされ、400年以上前から信女による儀式がささげられてきた沖縄の聖地ですが、長年「男子禁制」だった場所に寺島さんは自身の「歌舞伎一家の娘」と生い立ちを重ねました。

そして、「お客さんの生の空気を感じられる」と舞台での芝居に魅力について言及すると、番組MCの今田耕司さんから「去年はつらかったんじゃないですか?」と新型コロナウィルスの影響で舞台がことごとく中止になったことに質問を受け、「ずっと走ってきたものをダメって言われるて、どうしていいかわからなくなった」、「心をやられてしまいましたね」と、立ち止まることの辛さを味わったことを告白。

ただ今回沖縄を訪れ、聖地「斎場御嶽」を訪れてゆっくりとした時間を過ごしたことで、「時には立ち止まって、自分を見つめ直すことも必要なんだとわかった」と、改めて女優業と向き合う覚悟を決めていました。

 

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寺島しのぶ、優雅な沖縄旅行に視聴者から嫉妬の嵐

コロナ禍で女優活動ができなくった傷を今回、沖縄の自然に触れて回復を図った寺島しのぶさん。

しかし、寺島さんが沖縄を満喫する様子に、番組を観ていた視聴者から嫉妬の声が。

「沖縄のキレイな海、真っ白な砂浜で楽しそうに遊んでいる寺島しのぶを見てるとイラっとくる」

「寺島しのぶのアナザースカイ、観るのがツライ」

「新型コロナに大雪に世間が襲われているこの中で、寺島しのぶがキャッキャウフフする映像を流すのはやめてくれないかな日テレ!」

「生まれてからドン底を経験したことのない寺島しのぶの言葉、全部が薄っぺらく聞こえる」

「持ってる側の人間の映像を見せても、何も響いてこないぞ」

などとコメントが殺到しました。

視聴者が寺島さんに嫉妬した背景には、ある「映画」の存在があったようです。

「『アナザースカイⅡ』の直前までこの日、アジア初のアカデミー賞作品賞を受賞した映画『パラサイト』が日本テレビで放送されていました。この映画は貧しい一家が裕福な家庭に寄生するという話なのですが、そんな貧困層をテーマにした映画の直後に、生まれてからずっと裕福な家庭で育った寺島さんの話を持ってくる『落差』に視聴者は感情移入できなかったのでしょう」(芸能ライター)

直前まで芸能活動や沖縄旅行などと縁遠い、ギリギリなその日暮らしの様子を描いた映画が放送されていたことで嫉妬を集めてしまった寺島さん。

番組の構成からは見放されてしまったようです。

(文:有馬翔平)