(※画像はイメージです)
23日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)。
あるあるネタを実際に探すという企画に、お笑い芸人のコウメ太夫さんが出演しました。
しかし、意味不明なあるあるを連発していることから、視聴者から心配の声が寄せられました。
一体どのような内容だったのでしょうか。
コウメ太夫、意味不明な「あるあるネタ」連発に視聴者「見てて心配になる」
23日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)。
あるあるネタを実際に探すという企画に、お笑い芸人のコウメ太夫さんが出演しました。
番組では「あるあるネタ、『ある』とは言いながらも実際に探すとなったら困難説」として、偽企画の番組で呼び出された芸人が「あるあるネタ」を披露。
披露した「あるあるネタ」を実際に街中に探しに行き、独自の算出方法で得られた得点に応じて点数が加算され、高かった芸人が優勝するという内容です。
野田クリスタルさん(マヂカルラブリー)、ナダルさん(コロコロチキチキペッパーズ)、鈴木もぐらさん(空気階段)、RGさん(レイザーラモン)、せいやさん(霜降り明星)という、人気芸人の中に入ったコウメ太夫さん。
「割れがちな三角コーン」や「どこかが濡れがちな地下鉄の階段」など、一般視聴者からもありそうと思われるあるあるをフリップに書く一方で、コウメ太夫さんの出したあるあるは「トイレの近くでウコンを売っている」で全く共感されないもの。
それどころか「うなぎを食べたら車の排気ガスでした」など、意味不明な回答をして固まるスタジオ。
偽番組のMCを務めるバカリズムさんから本来の番組の趣旨を伝えられ、自身で考えたあるあるを探しに街へ繰り出す事になりますが、ありがちな回答をした他の芸人とくらべ、明らかにボケを狙った回答しかしなかったコウメさん。
前途多難の予感しかしませんが、視聴者からは
《コウメ太夫ってマジで頭大丈夫か?》
《コウメ太夫は質問の意図を理解できてない感じでより怖かった》
《コウメ太夫が怖い・・ ボケたおしてるのか? ホントにおかしいのか?》
《冗談抜きで薬やってない? 芸人としておかしい。あるあるって知ってる?言動が支離滅裂。》
《コウメ太夫のあるある24時間浴びたら、精神崩壊しそう》
など、質問に対してずれた返答しかしなかったコウメさんを心配する声が続出しました。
迷走したコウメ太夫、変わらない芸風でじわじわ人気に
かつては梅沢富美男劇団に所属し女型を演じていたコウメ太夫さんですが、ダウンタウンに憧れ1997年にお笑いに転向します。
鳴かず飛ばずの時期を経て、2003年から2010年まで放送された伝説のお笑いネタ番組『エンタの神様』(日本テレビ系)で「チクショー!」と叫ぶ芸風がウケ、大ブレイクを果たします。
その後も芸風を変える事がなかったため「一発屋」などと酷評され、人気絶頂時には数百万円あった月収は数千円にまで落ち込んだと明かした事もあるコウメ太夫さん。
同時期に活躍した中田敦彦さん(オリエンタルラジオ)や、ピン芸人のヒロシさんなどは、時代の空気を敏感に感じ取るなどで芸風を変えテレビに出続けましたが、そのような周りの芸人を横目に、コウメさんは一切芸風を変える事なく活動を続けました。
それでも地道に「チクショー!」と叫び続ける活動を続け、数年ほど前から人気がじわりと再燃します。
同業者の中には、変えない芸風を支持する芸人たちも多くおり、そのブレない姿は称賛されることもたびたび。
当初は「つまらない」「一発屋」と批判を浴びながらも、結果的には再評価につなげてきたコウメ太夫さん。
もしかしたら意味不明な芸風は以前からだったのかもしれません。
あるあるネタが共感されなかった際、「チクショー」と叫んでいたら、心配よりも笑いが起こっていたことでしょう。
(文:Quick Timez編集部)