画像:時事
5日に放送された「IPPONグランプリ」(フジテレビ系列)。
芸人たちの激闘のなかでもひときわ異彩を放っていた笑い飯・西田幸治さんですが、ネタ中に視聴者もドン引きの下ネタを披露してしまい、波紋が広がっています。
下ネタを連発する笑い飯・西田、視聴者は不快感をあらわに…
5日に放送された「IPPONグランプリ」(フジテレビ系列)。
同番組は、2009年から不定期に放送されている、大喜利バラエティ番組。
大喜利の得意な芸能人10人を招待し、大喜利のNo.1決定戦を開催するという番組構成です。
この日の放送では、出演者全員が過去に同番組に出場経験があり、戦い方を理解した芸人たちの激闘が繰り広げられました。
中でも、ひときわ異彩を放っていたのが笑い飯・西田幸治さん。
今年のAブロック出場者はバカリズムさん、若林正恭さん(オードリー)、駒場孝さん(ミルクボーイ)、西田さん(笑い飯)、くっきー!さん(野性爆弾)の5名。
関西テレビで放送中の「千原ジュニアの座王」では、即興ネタの強さから「鬼」と呼ばれる西田さんの参戦は、なんと第3回(2010年10月6日放送)以来10年ぶりです。
出されたお題に独特の感性で答えていく西田さんのスタイルは、どんなに場が荒れても貫かれており、安定の決勝進出を果たします。
続くBブロックの出場者は、稲田直樹さん(アインシュタイン)、千原ジュニアさん(千原兄弟)、博多大吉さん(博多華丸・大吉)、堀内健さん(ネプチューン)、山内健司さん(かまいたち)、が出場。
IPPONを量産した博多大吉さんがトップに躍り出て、決勝進出を果たします。
しかし、決勝の舞台で視聴者が不快感をあらわにする場面が。
「『僕だけですかね?』を使って文章を完成させて下さい」というお題を出題されますが、その後、2人ともじっと考えるそぶりを見せ、なかなか回答が出てこず緊迫の時間がすぎる張りつめた緊張感が訪れます。
大吉さんが惜しくもIPPONを逃した矢先、ペンを走らせ続けていた西田さんがようやく回答権を獲得。
「みちょぱちょぱちょぱ みちょぱちょぱ、合わせてちょぱちょぱ むちょぱちょぱ。なんだかすごくエッチな感じがするの、僕だけですかね?」と、観覧ゲストに訪れていたモデル・みちょぱさんをいじる回答をしたのです。
これには、ご本人がいるのも手伝ってか見事に先制のIPPON。
顔を赤くしながら両手で口元を押さえるみちょぱさんが映し出され、スタジオ内が一気にざわつきます。
西田さんは「IPPONというのも、またエッチな感じが……」とさらに笑いをかぶせました。
MCの松本さん(ダウンタウン)が「本人がいるというのもアドバンテージになってんのかもしれないですけど。」などと進行しますが、これらを視た視聴者からは、
《下ネタばかりで気持ち悪くておもしろさが全然わからなかった》
《不快感しかなかった》
《みちょぱ目の前に本人を下ネタにしたのはどうかと思いました。》
《西田さんが下ネタ言ったせいで、家の空気凍りついたわ》
《西田さん、下ネタ嫌だったな~》
《正直、みちょぱのくだりは引いたわ》
などと、ドン引きしたという投稿が相次ぎました。
下ネタばかりを連発すると、視聴者は…
下ネタはある程度の年齢になれば誰でも理解できる簡単な笑いです。
多くの人に通じやすいので、誰でも笑わせる事の出来る笑いと言ってもいいでしょう。
一方で、通常の生活においてはプライバシーとして確保されるべきもので、これに対して不快感や嫌悪感を持つ人もいます。
一人暮らし世帯ならまだしも、家族団らんとしてテレビを視る世帯もたくさんあります。
一人なら気にならなくても、家族と一緒に観る事で気まずさを感じてしまう家庭があるのは想像に難くありません。
下ネタばかりに頼ると番組から呼ばれなくなってしまうかもしれません。
今後は、多くの人が見ても不快にならない大喜利、楽しみにしています。
(文:Quick Timez編集部)