文:服部慎一

立憲民主党・小川淳也議員、朝鮮学校をめぐる「世界市民」発言にツッコミ殺到…

小川淳也

画像:時事

立憲民主党・小川淳也議員が29日、自身のTwitterを更新。

朝鮮学校の無償化について「世界市民として支援が必要」と話したことについて、ツッコミが殺到しております。

スポンサーリンク

立憲民主党・小川淳也議員「世界市民として朝鮮学校への支援が必要」との見解

29日、自身のTwitterを更新した立憲民主党・小川淳也議員。

小川議員は「#小川淳也千本ノック」というハッシュタグの元、有権者から「質問フォーム」を通じて寄せられる質問に答えるという動画を投稿しており、問題の動画は32本目に投稿したものでした。

質問者から「朝鮮学校の高校無償化の問題についてお考えをお聞きしたいです。」との質問が寄せられた今回、小川議員がいつものように回答。

「これも本当に難しい問題なのですが…」と切り出した上で、「あえて私は2年前、北方領土を尋ねました」と話します。

「国後島と色丹島、そこでロシアの幼稚園児に歌や踊りで迎えられ、そして赤ん坊が昼寝をする様子を拝見し、一緒に千切り絵で遊び、お茶をたしなんだんです。その時に思ったのが『北方領土は返して欲しい』この主張は日本としてし続けていかなければいけないと思いましたが、そこで生きる子供たちに罪はないなと感じたんですね。」と自身の経験を語りました。

同じことを朝鮮学校の無償化についても感じているという小川議員、「朝鮮学校はいわゆる日本の学校教育法にいう狭義の学校ではありません。したがって、その教育内容も背景にある朝鮮総連、そして最終的には本国・母国である北朝鮮の流れをくんだ独特な教育が行われていると言われています。」と続けました。

加えて「直接国費で他の日本の学校と同様に支援を講じていくというのは、非常に法的に難しい。また、歴史的背景、そして拉致問題を抱えた両国間の複雑な関係からいうと直接は難しいということをよく理解しています」としました。

さらに、「一方で、子供たちには罪はないという思いもやっぱり感じるんです。ですから、自治体によっては独自の支援をしているところもあるようですが、最低限の人道的な支援、福祉的な環境が国籍や歴史や背景を問わず、子供たちに言わば世界市民として、この日本国に生きる世界市民として与えられていることが望ましい。この狭間の中でしっかりもがき苦しんでいきたい、悩んでいきたい課題だという風に感じてます」と力強いメッセージを残したのです。

 

スポンサーリンク

小川淳也議員「世界市民」発言にツッコミ殺到「そんなやついない」「パワーワードすぎ」

世界市民として支援が必要であるとの見解を示した小川淳也議員。

しかし、ネット上からはツッコミが殺到しているようです。

《世界市民なのになんで特定の民族だけ優遇するんだよ》

《世界市民ってなんでんの。 国境とかいらねぇじゃん!みんなで育てようよ!!ってこと?》

《パワーワードすぎてやばいな》

世界市民???? そんなやついねーよ。ここは日本ですよ

《意味不明だな世界市民って笑》

といった、意見が相次いで寄せられました。

小川淳也議員の動画では、結果的に朝鮮学校無償化について「悩んでいきたい課題だ」と回答をしておりますが、支援に関しては世界市民として与えられていることが望ましいという見解のようです。

少々理解し難い、「世界市民」というワードにツッコミが相次ぐのも無理はありません。

(文:服部慎一)