文:有馬翔平

阿部祐二、『スッキリ』での発言が炎上…車内放置の母親を擁護し、「気分悪い」「あり得ない」

阿部祐二

画像:時事

8日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)。

先週、香川県で発生した女児2人が熱中症で死亡した事件について放送中、女児を車内に放置したとして逮捕された母親にフォーカスがあてられました。

しかし、事件の取材をしたリポーター・阿部祐二さんの発言に大きな注目が。

「あり得ない」と視聴者が激怒した、阿部さんの発言とは?

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「スッキリ」リポーター、車内放置死の容疑者をべた褒め…加藤浩次が不満を爆発させた発言とは?

8日午前に放送された「スッキリ」(日本テレビ系)。

この日、先週木曜日に香川県で発生した、車内に放置された女児2人の熱中症死亡事件が放送され、容疑者である女児の母親が置かれていた状況の詳細が報じられました。

「彼女(容疑者)は追い込まれていた」

容疑者を知る人物に取材を申し込んだ同番組、そこで判明したのは容疑者が家庭内に悩みを抱えていたこと、それを知人男性に相談するため度々娘らを置いて外出していたことでした。

すると、取材を行ったリポーター・阿部祐二さんが、容疑者を擁護するような発言を繰り返し口に。

「周囲は彼女を心配していた」、「子供を優先的に考えていた女性」と、今回の事件が偶発的に発生したものであると主張しました。

しかし、この阿部さんの発言に視聴者は反論。

「子供を優先的に考えていたら放置しないだろ」

「気分が悪い。どう見ても殺人でしょ」

などと、批判が殺到する事態に。

ただその後、スタジオで阿部さんの取材内容に耳を傾けていた番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが、「子供と放置したことと繋がらない」と、阿部さんの擁護論に不快感をあらわに。

加藤さんが反論したことで、視聴者の怒りは収束していきました。

 

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阿部祐二、過去にも発言が問題視されていた…三浦春馬訃報の際も

容疑者に同情を寄せ、擁護したことで視聴者からもスタジオからも苦言を呈された阿部祐二さん。

しかし、阿部さんは過去にも放送中に発した発言で、批判が殺到した出来事がありました。

今年7月、俳優・三浦春馬さんの訃報が報じられた際、三浦さんの知人男性に取材した阿部さん。

取材中、知人男性が三浦さんが亡くなる直前まで連絡を取っていたことが明らかになると、その男性に対して阿部さんは「異変に気づかなかったんですか?」と男性を責め立てるような質問をし、視聴者の怒りを買っていました。

リポーターという職業は、現地で取材してきた内容を正確に伝える職業。

しかし、主観や感情を前面に押し出して取材するのであれば、それはリポーターの範疇から外れてしまっているのではないでしょうか。

(文:有馬翔平)