(※画像はイメージです)
ラッパーの「漢 a.k.a.GAMI」こと、本名・川上国彦容疑者が、大麻を所持していたとされ逮捕された事件で、その後の尿検査で覚醒剤の陽性反応が出ていたことが判明しました。
大麻についで覚醒剤ということで、救いようのない薬物依存でありますが、それ以上にネット上では「特大ブーメラン」だと話題になっています。
ラッパー・漢 a.k.a.GAMI、尿検査により覚醒剤の陽性反応 ファンからは失望の声
今月6日、ラッパー・漢 a.k.a.GAMIこと本名・川上国彦容疑者が、大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されました。
漢a.k.a.GAMI容疑者は、日本を代表するラッパーとして知られ、テレビ朝日系列の人気ラップ番組「フリースタイルダンジョン」に、挑戦者を迎え撃つ「モンスター」として出演している方。
「ヘッズ」と呼ばれるヒップホップに造詣の深い人からも圧倒的な支持を集めるなど、日本のヒップホップシーンには欠かせない存在。
そんなラッパーの逮捕であるだけに、大きな波紋が広がりましたが、さらに覚醒剤の陽性反応が出たということで、ファンからは失望の声が相次ぐ形に。
《漢さん、陽性反応も出たのかあ。悲しいね》
《大麻はヒップホップあるあるだとしても覚醒剤は本当にダメなやつですね》
《漢さんだけは、ドラッグには絶対に手を出さないって思ってました。》
《めちゃめちゃショックです。本当に残念》
大麻だけであればファンからも擁護の声が寄せられていたのですが、覚醒剤の陽性反応ということで、看過出来ないという意見が大半を占めました。
ラッパー・漢 a.k.a.GAMI「僕らの業界ではドラッグは蔓延してません」発言も…特大ブーメランとの指摘が
大麻のみならず、覚醒剤の陽性反応まで出てしまった漢a.k.a.GAMI容疑者。
批判や悲しみの声など、様々な反響がありますが、その中で注目されているのが過去に漢a.k.a.GAMI容疑者が発言をした内容。
2019年7月11日に放送された、「じっくり聞いタロウ ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京)。
同番組は、毎回様々な業界に精通するゲストを招き、業界のタブーや放送ギリギリの話に切り込んでいくという、トークバラエティ。
2019年7月11日の放送には、漢a.k.a.GAMI容疑者も出演し、違法薬物問題について持論を展開しました。
MCのお笑いコンビ次長課長・河本準一さんから「『薬だなんだって事件で元ラッパーの方が』って出てしまったら、全員がそういう風なイメージついちゃう。それちょっと嫌じゃないですか?」と、薬物に対して疑問が投げかけられます。
すると、漢a.k.a.GAMI容疑者は「僕らの音楽業界では、ドラッグが蔓延していると言われるのは、全然違うと思ってるし、クラブで蔓延しているっていうのもまずない」と、薬物に汚染されていることはあり得ないことを強調。
さらに、「クラブで見つかったら、ボコボコにされて追い出されますね。」とした上で、「やってるうちにラップの技術が高まっていくと、(薬物に)手を出すことをまず控えると思う。本物のラッパーになっていくと、だんだん」と、薬物依存は技術力に比例しているという持論も展開しました。
しかし、言っていることとやっていることが矛盾している現状に、
《漢、特大ブーメランだろこれ》
《「大麻とドラッグは全然違うからブーメランじゃない」って言ってた人、息してるかな?》
《さすがにこれは擁護できません》
などの、声が寄せられました。
本物のラッパーになるにつれ、ラップの技術力が高くなればドラッグに手を出さないという持論を展開していた漢a.k.a.GAMI容疑者。
覚醒剤の陽性反応が出たということは、本物のラッパーではなく、技術力も低いということを身をもって証明したのかもしれません。
(文:服部慎一)