3日に放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系列)。
2018年に、タレント・IKKOさんと、狂言師・和泉元彌さんのモノマネでブレイクを果たしたチョコレートプラネット。
その和泉さんのモノマネをするチョコレートプラネット・長田庄平さんが、和泉さんの母である和泉節子さんの前でモノマネを披露しました。
長田さんのモノマネに、節子さんはどのような反応を見せたのでしょうか。
長田庄平、和泉元彌の母・和泉節子の前でモノマネ!反応は…
3日に放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系列)。
この日、密着取材を受けたのは、俳優で狂言師・和泉元彌さん。
元彌さんは、江戸時代から続く狂言の家元、19代目宗家・和泉元秀さんの息子。
以前は大河ドラマなどにも出演していましたが、最近はバラエティ番組にも出演する回数が増えています。
その原因が、2018年にタレント・IKKOさんと、元彌さんのモノマネでブレイクしたチョコレートプラネットの影響がありました。
元彌さんのモノマネをするのは、チョコレートプラネット・長田庄平さん。
狂言「柿山伏」にある「そろり、そろりと参ろう」という言い回しや、柿を食べる仕草を見事に真似ています。
しかし、長田さんのモノマネに文句を言いたい人物がいました。
それが、元彌さんの母である和泉節子さん。
節子さんは、「柿の食べる仕草が間違っている」、「和泉流ではあの食べ方はしない」と、モノマネをするなら正確にやってほしいようで、少し腹を立てている様子。
確かに、元彌さんの「柿山伏」を見てみると柿を食べる仕草は、長田さんのように手を動かして「あむ、あむ」と食べるのではなく、口を手で塞ぐようにして「んむ、んむ」と食べています。
そして、節子さんは直接文句を言いに、長田さんの楽屋で待機。
何も知らずにやってきた長田さんに対して、「柿はあんな食べ方はしない」と、文句を言いました。
しかし、長田さんに節子さんが文句を言うのは、長田さんのモノマネが好きだから。
チョコレートプラネットの芸を、よく見るということで最後は、3人でチョコレートプラネットの「TT兄弟」を披露して、丸く収まりました。
元彌さんは、父・元秀さんが急死すると、和泉流の宗家とは認めてもらえず、報道メディアからは奇異な目で見られるという過酷な芸能人生を歩んできました。
しかし、モノマネで元彌さんに再び脚光を与えた長田さんには、節子さんも感謝しているのではないでしょうか。
(文:有馬翔平)