画像:時事
8日に自身のインスタグラムを更新した医師でタレントの西川史子さん。
「春が来た!」と投稿し、大学院合格を報告しました。
脳卒中の闘病生活がきっかけとなり、「同じ病気の方を治療する」を新たな目標として定め、生き生きとした表情を公開したところ、エールの声が殺到しています。
西川史子、受験を決意した理由を明かす
8日に自身のインスタグラムを更新した医師でタレントの西川史子さん。
西川さんは「春が来た!」、「聖マリアンナ医科大学大学院リハビリテーション科の試験に合格しました。来春から大学院生になります。」と投稿し、大学院に合格したことを報告しました。
「病気になってから、心が晴れた日なんてなかったし、本当に笑えたこともありませんでしたが、さすがに今日は嬉しかったです。」と喜びを爆発。
続けて「(受験することを)春頃に決めて、準備をして、先月テストを受けました。」と説明します。
さらに「私は、脳卒中のリハビリをしていて、その経験から患者さんの身になって少しでも治すお力になりたいと思うようになり、まるで使命であるかのように感じて、大学院を目指すことにしました。」と、自身が病に倒れたことが受験を決めたきっかけだったことを明らかに。
西川さんの喜びの投稿は収まらず「人生は分かりませんね。リハビリの先生になって、自分と同じ病気の方を治療することが、今の私の目標です。」と、自身が受けた恩恵を返していきたいと前向きな思いをつづりました。
インスタには自身の画像とともに、受験番号「002」と記載された合格証の画像を掲載し、フォロワーから「おめでとうございます」など、祝福とそのどこまでも前向きな姿勢を称賛する声が殺到しました。
西川史子、「病気も無駄ではない」前向きなコメントが勇気を与える
来春から大学院生になることを報告した西川さん。
西川さんは2021年8月に右脳内出血と診断され、5時間に及ぶ緊急手術を受けました。
その後3週間程度の入院が必要とされ、9月にリハビリ専門の病院に転院したこと、脳のダメージを受けた部位への治療を受けていることを報告。
療養生活を経て、徐々に日常生活を取り戻していることで、それらの経験を通じ自問する時間が多かったのでしょう。
今年の8月には、発症してからちょうど1年という節目を迎え「この1年、苦しかったです。本当に、辛いことばかりでした。でも、気づいたら一年たってました!」と胸中を告白。
しかしながら「病気になって知ったこと、分かったことも沢山あります。穏やかに、健やかに楽しく生きていきたいと思います。私に寄り添ってくれて、励ましてくださった多くの皆様、感謝しています」と、前向きなコメントを綴っていました。
新たな目標を見つけ、ひたむきに努力し結果を出したことに感動した書き込みは多く、
《先生の前向きな姿勢が、私にも力を与えてくれます》
《私も頑張ろうと思います》
《勇気いただきました》
と、力を分けてもらったという書き込みも随分と見られました。
5月に「性格は変わりませんが、価値観は変わりました。自分の大事にすべき事が分かった気がします。病気も無駄ではありませんね」、「何があっても、これが私よと、胸を張って立っていられる女性でいたい」とコメントしている西川さん。
テレビでは毒舌キャラとして重宝されていた西川さんですが、とても素晴らしい女性だということが分かった投稿となりました。
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(文:Quick Timez編集部)