画像:時事
罹患すると死亡率が20%もあり最も死に近い病気だと言われる「摂食障害」を特集した9日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
するとその放送中、EXIT・兼近大樹さんが自身のコンプレックスに対して声を大にし述べるシーンがありました。
EXIT兼近、スリム体型への偏見に吠える「誰も見てくれない」
9日、死亡率が20%と非常に高い病気「摂食障害」を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、スリム体型が理想という固定概念に対してEXIT・兼近大樹さんが吠えるシーンがありました。
この日、過剰なダイエットが原因で拒食症に罹った実体験や男性の摂食障害を紹介した同番組。
「まあ元々美容とか見た目は気にしていないタイプだったんで。でも気にしてないって言うと隣からすごい怒られた時期があって」と美容に夢中になる相方・りんたろー。さんを話に織り込みながらコメントした兼近さん。
すると「僕は『細い』って言われることがあってそれがコンプレックスなんですよ」と自身の体型について突如告白。
「『細い』と言われることが嫌だったんですけど、でも『細い』は許されてるんですよ。『太い』は言っちゃダメって風潮があるんですけど『細い』オッケーとされているから。それは素敵とされているせいで俺は嫌なのに」と世間の認識に噛みつきました。
さらに、兼近さんは「俺は『細いって言われるのがイヤなんだよね』って言うと、『太い方たち』から怒られるんですよ」とも。
自身の悩みを打ち明けると「おまえはいいな」、「言えていいな」と批判を受けることから「二重で苦しい」と悩みを打ち明けました。
さらに、「イケメンもそうですよ。芸人においてイケメンはマイナスでしかないんですよ。仕方なく髪ピンクにしてイケメンにしてるけど、もともと嫌でブサイクに整形してやろうかと」とコメントを続け、「それをやることで批判がくるのはわかってるし、イケメンじゃない振りをすることもできない。自分でも気持ち悪いけど」と体型以外のコンプレックスを抱えているということも告白。
その上で「無茶苦茶ですよ!見た目って」、「個人の中身のことを誰も見てくれない。見た目でしか判断しない」と抱えていたものを吐き出していました。
「反省」兼近の叫びにファン騒然
スリムな体型や顔立ちがコンプレックスだったとして、長年我慢してきたことを打ち明けた兼近大樹さん。
すると、兼近さんの悲痛な思いに番組を観ていたファンが反応し、「かねちーの言葉を聞いて反省。友達に痩せてるのを嫌だって言ってる子がいるんだけど、私達はいいじゃん!ってずっと言ってた」などと、兼近さんのコメントに反省の弁やエールなど様々な声が寄せられていました。
過去にはお笑い芸人の中で「イケメンランキング」のトップに立ったこともある兼近さん。
しかしそのようなイベントの裏で複雑な思いを抱えていたのかもしれません。
(文:有馬翔平)