画像:時事
11月半ばまで大河ドラマ「晴天を衝け」で渋沢栄一役を演じていた俳優・吉沢亮さんが5日、「7.2新しい別の窓」(AbemaTV)に登場。
すると、香取慎吾さんが大河ドラマあるあるトークで撮影中絶望を感じた瞬間について語りました。
香取慎吾、大河ドラマ『新選組!』で絶望した瞬間「立ち上がれなかったよね」
5日、現在放送中の大河ドラマ「晴天を衝け」で主演を演じている俳優・吉沢亮さんが登場した「7.2新しい別の窓」(AbemaTV)。
その放送中、香取慎吾さんが自身も出演した大河ドラマの撮影中に最も辛かった瞬間を吐露しました。
この日、同じく「晴天を衝け」に出演していた草なぎ剛さんもいることから大河ドラマの撮影秘話に話が移っていった同番組。
幕末の慣れない衣装に、撮影初っ端から失敗してしまったという吉沢さんのエピソードに香取さんも頷き、「寒いしさ。大変ですよ時代劇は」と感慨深く声を漏らしました。
しかし、香取さんは衣装以外にも精神的ダメージがあったようで「僕あの…やっぱ連続ドラマって3か月1クールみたいな。3か月絶った時にNHKの楽屋で愕然としたの覚えてる」と撮影期間に言及し、「まだ3か月か…信じられない」と楽屋で思わずうなだれてしまったことを暴露。
「3か月で連続ドラマと同じ10話、11話の台本が終わってまだ3か月かとなった時、『まだ40話もあるのか』」と規格外の撮影期間に「立ち上がれなかったよね」と絶望したと打ち明けました。
一方、吉沢さんも「僕はむしろラスト3か月くらいが一番きましたね」と同様の経験をしたよう。
クランクアップが見えたとしてもまだ果てしない状況に「ここまで走り抜けてゴールが見えたけど、まだ1クールもあるのかという」と苦笑。
「その瞬間、一番絶望を感じました」とようやく先月半ばで終了した撮影を振り返っていました。
「ごめんね」出演者の苦労話にファンもざわつく
大河ドラマの長期間にわたる撮影に精神的な疲労を感じていたという香取慎吾さんと吉沢亮さん。
その後、香取さんは「逃げなかった?代々木公園に」、「めっちゃ逃げたの。めっちゃ逃げたから」と自身の逃避行を口にしてスタジオの笑いを誘いました。
しかし実際、大河ドラマの撮影は出演者にとって過酷なものになるのだとか。
「およそ1年間かけて撮影される大河ドラマ。その間ほかの仕事もあるわけですから演者にとっては相当の負担になることは間違いないでしょう。香取さんは当時、NHKの衣裳部屋で寝泊まりしていたなどと言われてますし、今回の『晴天を衝け』でも出演した役者からは『今まで一番きつかった』などという声も上がっているほどですからね」(ライター)
大河ドラマで主演を演じた2人から飛び出した苦労話。
するとその気苦労を知ったファンからは、
《ななにー観て知った。残り3か月が精神的に辛かったということを。それなのにのん気なリプしてごめんね》
《吉沢さんも慎吾ちゃんもそんな感じで大河撮影してたんだ…私知らずに喜んでたよね、まだ3か月もあるって》
《いつも淡々と観てるけどさ、ワンシーンワンシーンごとに役者さんは命かけてるんだよね。ありがとうございます》
などと、労いの言葉が寄せられることに。
残り3話となった「青天を衝け」。
今回の吉沢さんの苦労話でより一層、ありがたみが増したのではないでしょうか。
(文:有馬翔平)