画像:時事通信フォト
来月3日に完成したVTRが放送されることになっている「スッキリ」(日本テレビ系)の「ダンスONEプロジェクト」。
20日、山梨・甲府昭和高校が撮影したVTRが公開されましたが、その際MC加藤浩次さんが口にしたコメントに視聴者からの注目が集まることに。
加藤浩次、高校生が作る映像に「とんでもない映像クリエイターが出てくる」
20日、来月3日に完成VTRの公開が決定している「ダンスONEプロジェクト」を放送した「スッキリ」(日本テレビ系)。
人気漫画の描写を取り入れた高校生の表現に、MC加藤浩次さんも驚くシーンがありました。
昨年、コロナ禍で大会が開催できない高校生のために振付師・akaneさん主導で始まった「ダンスONEプロジェクト」。
完成を間近に控えてこの日登場した山梨・甲府昭和高校は、課題曲でもあるYOASOBIの「群青」、そのさらにモデルとなったコミックス「ブルーピリオド」から着想を得たダンスを披露しました。
加藤さんは「いいね!非常にいいですね!」と大絶賛。
「何かダンスだけじゃなくて、高校生とかはずっとスマホを持ってる世代でもあるから映像を作る感覚というのがすごくないですか?」と撮影技術にも言及すると、「とんでもない映像クリエイターが出てくるんじゃないですか?この世代から」と、映像界の未来が明るいことを指摘。
「ストーリーになるところとかずっと見てられる。最後絵になるところとかね。自分の思いがそこにあったということなんでしょう」、「すごいよね甲府も」と高校生が作り出す表現に終始感嘆の声を漏らしていました。
「死刑だよ!」加藤の何気ない一言に視聴者悲鳴
高校生たちが繰り広げる豊かな表現の数々に、心打たれた様子だった加藤浩次さん。
しかし、その一方で番組を観ていた視聴者からは加藤さんのコメントに悲鳴が上がっていたのだという。
「甲府昭和高校がダンスの着想を得た『ブルーピリオド』が紹介された時、加藤さんがこれに反応。コミックスの内容をべた褒めしたのですが、その際に漫画の展開を明かしてしまったのです」(テレビウォッチャー)
YOASOBI「群青」のモチーフともなった「ブルーピリオド」。
それが紹介されると、ナレーションの裏で「『ブルーピリオド』ね。あれいいマンガだよね」と絶賛した加藤さん。
ただその直後、「本当いいマンガ。最近最新刊出たよね」と続けてコミックスの展開を明かしてしまうことに。
すると、「加藤さんブルーピリオド知ってるんだ」と驚いていた視聴者の態度が一変。
《加藤浩次!許さねえぞ絶対に!こっち最近アニメ見始めた勢だからな、そのネタバレは死刑だよ!》
《いや、まさか『スッキリ』観てたら『ブルーピリオド』のネタバレ食らうとは思わなかった(笑)》
などと、加藤さんからの思わぬネタバレにざわつきが広がったのでした。
ただ、視聴者の間で動揺が発生するほど、現在この「ブルーピリオド」というコミックスが注目を集めているのだそう。
「昨年にマンガ大賞を受賞した『ブルーピリオド』ですが、イラストの綺麗さも定評がありますが高校生たちの群像ドラマも人気の理由の一つとなっています。今月からTBSの深夜帯でアニメーションの放送も始まり、前評判を見るとあの『鬼滅の刃無限列車編』を押さえての1位。それだけ今注目を浴びている作品ですから、ネタバレはご法度でしたね」(芸能ライター)
「鬼滅の刃」以上に注目を浴びている「ブルーピリオド」。
人気作の取り扱いには注意するべきでした。
(文:有馬翔平)