画像:時事通信フォト
全国フェミニスト議員連盟からの抗議を受けて、松戸警察署が女性Vチューバ―とコラボレーションした動画を削除した問題を特集した22日の「スッキリ」(日本テレビ系)。
フェミニスト議連へも厳しい声が殺到している状況に、MC加藤浩次さんが持論を述べました。
加藤浩次、フェミニスト議連抗議のVチューバー騒動に「いいのかなあ?」
22日、物議をかもしている全国フェミニスト議員連盟によるVチューバ―への抗議について特集を組んだ「スッキリ」(日本テレビ系)。
この騒動に、MC加藤浩次さんが問題を根本から解決するよう指摘するシーンがありました。
先日、松戸警察署が女性Vチューバ―とコラボレーションした動画に全国フェミニスト議員連盟から「性的である」と抗議を受け、動画が削除されたことから始まったこの問題。
しかし、この日のコメンテーターからも「この動画が性的なことを助長するのかな?」と疑問の声が上がったように、全国からフェミニスト議連の抗議に批判的な意見が殺到したのでした。
この問題に、「Vチューバ―作られた方も言ってたけどもう本当に有名なキャラクターで、こういう格好しているのもある」、「実際にVチューバ―というものは市民権を得だしている。地元の方を使った警察署で、若い方にちょっとでも伝わるためにとやってる活動は俺何にも悪いとは思わないよ」と述べた加藤さん。
しかし、「この格好が性的な描写になるかどうかということが、ずっと議論してて、色んな公的機関がCMとかPRする時に問題となって取り消すと。これを繰り返していていいのかというのも一個あるのね」と「なにか問題が大きくなったすぐ取り消す」という対処に眉をひそめました。
そして、「こういうところがあるから性的な目で見られて性犯罪が増えているデータとか、そういうことを含めて話し合いをしないと」と、線引きが重要と主張。
「毎回ね、ここで問題になってSNSで紛糾してワーッってなって、時間が経ったら忘れて『はい削除しました』みたいなのっていいのかなあ?」と警察の対応へも首を傾げました。
「この流れは変わってほしい」視聴者からも意見が
女性Vチューバ―への抗議に非難が殺到している問題に対して、「話し合いをしないと」と線引きを求めた加藤浩次さん。
その後も、「我々一人が線引きしていかないといけないと思うの。テレビに出てどっちが悪いとか言いづらいのかもしれないけどそこはね、一人一人が線引きしてって」、「分断じゃなくてよ?議論を重ねるってことが大事な気がする」と強調しました。
すると、加藤さんの言葉に番組を観ていた視聴者が反応し、「前にも似たようなことあってもめたし、加藤さんの言う線引き大事だと思う」などと、加藤さんの意見を支持する声が多く聞かれました。
アニメキャラクターのポスターが「性的」と理由から撤去されるなど、過去にも発生していた同様の問題。
根本的な解決を図るためには加藤さんの言葉通り、細かい線引きでしか実現しないのかもしれません。
(文:有馬翔平)