画像:時事
ある日突然、音沙汰もなく音信不通になり人間関係を全てゼロにしてしまうという「人間関係リセット症候群」。
9日に放送された「ABEMA Prime」(AbemaTV)がその現象を特集すると、MCであるEXIT・兼近大樹さんが持論を述べました。
「バシバシ飛んでいい」と兼近さんが主張したその理由とは一体?
EXIT兼近、急増する『人間関係リセット症候群』にコメント
9日、ある日突然人間関係を全てゼロにしてしまう『人間関係リセット症候群』を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
唐突に連絡を絶たれた側が困惑する様子に、MCであるEXIT・兼近大樹さんが反論するシーンがありました。
この日、今までの人間関係を全て消去してしまうという現象に「リセットしたいな、というか『してから』この世界に入ってるんで」と、自身も経験者であることを明かした兼近さん。
「全部変えました。ケータイも変えて、家族にも説明して、もし誰か来ても対応にしないようにと説明して、東京に出てきたのでリセット症候群というか、リセット済み男ですね」と、告白しました。
その上で、「でも、やっぱり思い当たる節がないとか言ってましたけど『いなくなられた側』が。思い当たる節がないわけないと思うんですよ」と、リセットされた側の声に反論。
「言えないから苦しんで、言えないからとりあえずこの場所から『辞めよう』って飛ぶわけじゃないですか」と人間関係をリセットする人の気持ちを汲むと、「今いる人間関係から飛んだ次の場所ではまったく違う、苦しくない環境になっていたりするわけだから、僕はバシバシ飛んじゃっていいんじゃないかなって」とコメントしました。
「求められる場所に行って、求められる人間になるということが僕は一番大事だと思いますね」とコメントを締め括った兼近さん。
もう一度、人間関係をリセットする可能性を問われると「もしかしたらこの世界がイヤになったら」とジョークを述べて、出演者らの笑いを誘っていました。
「リセット大事」兼近のコメントに共感の声広がる
急増している「人間関係リセット症候群」について、「求められる場所に行って、求められる人間になることが大事」と理解を示した兼近大樹さん。
すると、兼近さんの言葉に視聴者やファンからは共感の声が。
《リセットも悪くないんじゃない?》
《兼近さんの言う通りで、リセットする側にとってはメリットだらけだと思いました》
《今人間関係で悩んでる最中なんだけど、かねちーのおかげで色々とスッキリした》
などと、人間関係リセット症候群を否定しない兼近さんの言葉に「前向きになれた」というコメントが寄せられていました。
ただ、兼近さんの「バシバシ飛んじゃっていい」の言葉通り、人間関係をリセットすることは悪くはないのだと言う。
「人間関係をリセットする人の傾向として自己主張の苦手な人、人の頼みを断れない優しい人などが挙げられます。結局そういう人たちは人間関係のストレスを吐き出すことができず、リセットしなければ精神に悪影響が出てしまう可能性もあるのです。そのため、人間関係のリセットはストレス解消に有効という見方もあります」(ライター)
SNSの普及により、以前にも増して複雑化している人間関係。
自分自身のステップアップのためにも「人間関係リセット症候群」は前向きに捉えなければならないのかもしれません。
(文:有馬翔平)