画像:時事通信フォト
今週日曜日に愛知県常滑市内の会場で行われた国内最大級のHIPHOP野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」。
しかしずさんなコロナ感染対策で批判を集めた上、謝罪文に記載していたイベント内容と事前に愛知県へ説明していた内容が食い違っていたことを31日の「ゴゴスマ~GoGoSmile!~」(TBS系)が特集。
すると、レゲエアーティストでもある鈴木紗理奈さんがイベント主催に怒りをあらわにしました。
鈴木紗理奈、不誠実な密集フェス主催者へ激怒「誰やねん!出てこい!」
31日、今週日曜日に開催され批判が集まっているHIPHOP野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」を特集した「ゴゴスマ~GoGoSmile!~」(TBS系)。
レゲエアーティストでもある鈴木紗理奈さんが、イベント主催へ激怒するシーンがありました。
この日、同イベントのずさんな感染対策に加え、主催者側が愛知県に行った事前説明と実際の内容が食い違っていたことを伝えた同番組。
さらに、名古屋市にある主催者の事務所を訪ねても音信不通となっていたことに鈴木さんは、「去年から、コロナになってから本当に全部のイベントが中止になってたんです」と、レゲエアーティストの立場からコメント。
そして、「イベンター同士で連絡を取り合ったり…すごく細かくやり取りとって、なんとか守りながら来たいお客さんのためにやってる」と、多くのイベントが感染対策を施してきたとコメント。
しかし、今回の同イベントが報道されたことにより、「こういうガイドライン守ったり、お酒の提供もちろん今はしてないですし、オンラインがメインで少しのお客さんを入れるという中でやってるのに、こんなことすると言ったら『HIPHOPのイメージってやっぱりこうなんか』、『フェスってやっぱりこうなんか』と」と、イメージ悪化に懸念を示したのでした。
「1つのイベントで本当にちゃんと守ってる人たちがさらに苦しい思いをしていくというのが、もうすごい悔しいですね」と、怒りをにじませた鈴木さん。
「誰やねん!出てこい!」と一瞬声を荒げると、取材にも応じなかった主催者側の態度を「そこまでのことやるって言ってるのだったら『表に出てきて話をしろよ』という感じですね」と糾弾しました。
「責任の擦り付け合い」鈴木の怒りに賛否巻き起こる
ずさんな感染対策で非難高まる野外フェスに対し、一人のアーティストとして怒りをあらわにした鈴木紗理奈さん。
「おっしゃる通り」と視聴者の賛同を集めましたがその後、賛同の一方で視聴者の反感を買う場面も。
「その後、鈴木さんは『アーティストにも批判がいってるようなんですが』と話題を持ち出すと、『ちゃんとガイドラインに則ってる中でお断りするというのは今までの関係もつぶれてしまう』と出演したアーティストを擁護。また、ステージ上からも感染対策を訴えることもフェスという場では『できない』と指摘しました。そのアーティスト全面擁護に苦言が相次いでいるのです」(テレビウォッチャー)
実際、鈴木さんにコメントにネット上では「責任の擦り付け合い」、「わかってたけど僕らも被害者ですっていうのすごくダサい」などと批判の声が。
イベントが2日が経過してもなお勢いを増していくイベントへの批判。
ただ主催者はもちろん、出演者、参加者、そして許可した自治体それぞれにこのような批判を防ぐことのできたチャンスはあったはずだとは思います。
(文:有馬翔平)