画像:時事
24日に放送された「東京2020オリンピック」(NHK総合)。
柔道の試合後のインタビューに柔道家の吉田秀彦さんが登場しましたが、そこでの吉田さんのある変化がネット上で話題となりました。
吉田さんは現在、どのように変わっていたのでしょうか?
吉田秀彦、激太りで視聴者も「この人誰?」
24日に放送された「東京2020オリンピック」(NHK総合)。
この日は様々な競技が開催される中、日本武道館にて柔道男子60kg級の決勝戦が行われ、2016年のリオ五輪で銅メダルを獲得した髙藤直寿選手が登場。
チャイニーズタイペイの勇緯楊選手をくだし、日本選手団にとって第1号となる金メダルを獲得しました。
感極まりながらも、「豪快に勝つことはできませんでしたが、これが僕の柔道です。金メダリストとして、もっと自分を磨いていきたいと思います。」という謙虚なコメントに、日本中が胸を打たれました。
金メダル第1号ということもあり、メディアなどでも大いに取り上げられましたが、さらに話題となったのが試合後のインタビューに柔道家の吉田秀彦さんが登場したシーン。
髙藤選手が所属する「パーク24」の柔道部監督である吉田さんはインタビューに対し、「あいつが苦労してやってきたのを知っているので良かった。」と思わずもらい泣きをしながら答えていましたが、コメントの内容よりも注目を集めてしまったのが、吉田さんの外見。
最近はテレビなどで見る機会も少なくなっていたためか、久しぶりに吉田さんを見た視聴者からは、
《吉田秀彦さんは字幕スーパーがないと分からない。この太ったおじさん誰?って思った》
《すしざんまいの社長かと思ったら吉田秀彦さんだった》
《柔道の吉田秀彦、どこの部屋の親方かと思った》
《吉田秀彦太りすぎだろ。別人になってる。。。》
と、変わり果てたその姿に驚くコメントが多く寄せられていました。
吉田秀彦ってどんな人物?
104kgと言われている現在の姿からは想像しにくいですが、1992年に行われたバルセロナオリンピックでは柔道男子78kg級に出場し、予選から決勝までの全試合を一本勝ちで収め、金メダルを獲得した吉田さん。
2002年からはプロ格闘家デビューを果たし、当時一世を風靡していた『Dynamite!』や『PRIDE』などにエントリー。
ホイス・グレイシーやマーク・ハント、小川直也さんなどのビッグネームを撃破することで、格闘技ファンに対してその名を知らしめました。
その後は2010年にプロ格闘家を引退し、翌年から前述の柔道部監督へ就任した吉田さん。
プロ格闘家としてメディアに度々登場していた時期からは10年近く経っているため、現在の姿に視聴者が驚くのも無理はないかもしれません。
昨年はコロナウイルスの影響でオリンピックが開催されなかったため、髙藤選手に対して「来年の練習だ」と言って手作りの金メダルをプレゼントしていたという吉田さん。
指導者としても素晴らしい心の持ち主だと感じさせるエピソードが今回の大会で飛び出たこともあり、今後は監督としての吉田さんに注目が集まりそうですね。
(文:Quick Timez編集部)