(※画像はイメージです)
6月30日に放送された「テレ東音楽祭」(テレビ東京系列)。
ロックバンドのMONGOL800(略称:モンパチ)が出演しました。
代表曲である「小さな恋のうた」(2001)を披露しますが、声が出ておらず視聴者からツッコミが殺到します。
一体、モンパチはどのような姿だったのでしょうか。
『テレ東音楽祭』、モンパチの生歌披露とその容貌の変化に視聴者唖然
6月30日に放送された「テレ東音楽祭」(テレビ東京系列)。
ロックバンドのMONGOL800(略称:モンパチ)が出演しました。
「テレ東音楽祭」に初出演のモンパチは楽曲披露の前にMCの国分太一さんとのトークに入ります。
国分さんは「昔からTVに出てるイメージがなかったので、出てるのがふしぎ」と話しを振られます。
ボーカルとベース担当の上江洌清作さん(うえずきよさく)さんは、「(メディア出演は)苦手だけれど、コロナ禍なので元気を届けたい」と緊張の面持ちで返答。
現在は沖縄を拠点に活動しているそうですが、ドラムの髙里悟さん(たかざと さとし)は釣りをしている事もあり、こんがりとした日焼け肌。
終始、充実している様子が伝わってくる穏やかな表情が印象的です。
モンパチは代表曲である「小さな恋のうた」(2001)を披露しますが、マイクが入っていないのではないかと錯覚するほどにまるで囁くような歌声。
カラオケの鉄板ソングとして、多くの人が歌ったり耳にした事のある曲だけに旋律を聴くとすぐに歌詞が思い浮かぶノリのよい曲ですが、全盛期やMVで観たパンチのある声量や力強さは全くなく、視聴者からは
《モンパチ声出てへんがな》
《マジでキヨサク太り過ぎて声出てないし》
《マイク音入ってるのかってくらいキヨサク声出てなかったな》
《MONGOL800がテレビで小さな恋のうた歌ってるけど全員太ったし、その影響か声が低くなってるのウケる》
《モンパチこんなに声儚いっけ…?20年経ってるもんな》
《MONGOL800声出てなくね?》
など、その張りのない声を出す姿に残念そうな視聴者からの書き込みが相次いで書き込まれました。
そればかりか、久しぶりのメディア出演で見た姿は、だいぶふっくらしており、
《モンパチ声も出てなくて飲み屋から来たおっちゃんみたいになってるやん》
《モンパチてこんな独特な居酒屋のマスターみたいなかんじやった???てゆか声ちっちゃ》
《ビギンやと思ったらモンパチやった》
など、その変わり果てた姿に驚きを隠せない書き込みも見られました。
MONGOL800、改めてその楽曲のよさを届ける
MONGOL800は1998年に沖縄県で結成されたスリーピースのロックバンドで、代表曲は今回披露された「小さな恋のうた」のほかにも「あなたに」(2001)、「DON’T WORRY BE HAPPY」(2001)など。
同年9月にリリースされたアルバム「MESSAGE」は、インディーズながらもオリコンチャートで首位を獲得するなど、アラフォーより上の世代の青春を彩ってくれた楽曲が数多くあります。
スリーピースバンドという事で、エレキギター・ベース・ドラムの3つの楽器しか使わず、演奏の構成は非常にシンプルながらもリスナーを最後まで退屈させる事のない曲は多くのリスナーの心をつかみました。
聴き手の心に直接、届くようなストレートな歌詞が多いモンパチですが、結成当初からライブが好きで、メディアに登場することは稀。
それでもモンパチの楽曲は映画やドラマ・CMの挿入歌あるいはメインテーマとして使われ、当時はオリコンチャートの常連で抜群の知名度を誇りました。
今回の出演で、歌詞の中に同番組を視聴している人向けの言葉が歌詞に組み込まれるなど、ライブ好きならではの観客(視聴者)の喜んでくれるコミュニケーションを積極的に行ったモンパチ。
声には勢いがなく、全盛期と比較するとお世辞にもスマートとはいえない体型でしたが、演奏中に笑顔が絶える事はなく、純粋に音楽を楽しんでいる様子でした。
楽曲の素晴らしさに改めて感動した視聴者からの書き込みもあり、視聴者それぞれがモンパチの楽曲をよく聴いていた当時に思いを馳せた時間となりました。
(文:Quick Timez編集部)