アニメ、ゲーム、音楽などのジャンルで常に話題を集めている次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』から誕生した、5人組ガールズバンド・Roseliaを描いたアニメ映画、劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』。
4月23日の公開に先立ち7日、都内にて先行上映会・舞台挨拶が行われました。
劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』への声優陣の想い
登壇者はRoseliaのメンバーで声優を演じた、相羽あいな(Vo.湊友希那役)・工藤晴香(Gt.氷川紗夜役)・中島由貴(Ba.今井リサ役)・櫻川めぐ(Dr.宇田川あこ役)・志崎樺音(Key.白金燐子役)と、柿本広大総監督、三村厚史監督。
作品に登場するキャラクターの声優たちは実際にガールズバンド・Roseliaを結成して、ライブ活動も精力的に展開しています。
スタート当初は、楽器を触ったことがないメンバーがほとんどだったそうです。
櫻川は「(バンドの)練習をしてPoppin’Partyさんの3rdライブでシークレットゲストとして出たのが最初の高いハードル。それから、ステキな会場でライブをやらせていただくようになって、たくさんのバンドリファンに出会えました。劇場版では、どんな新たなファンの方に出会えるのか楽しみ」と、劇場版が決まったときの喜びを語りました。
本作では、バンド結成時のエピソードが描かれています。
「Roseliaのみんなが、そこまで距離感が縮まっている状態じゃないところから入るので、最初の頃に戻った。リサ的には気を遣っている部分が出てきたり、懐かしい気持ちに戻った」と振り返ったのは中島。
工藤は懐かしさを感じつつも「シナリオをいただいたときは懐かしい気持ちになったけど、演じるときには懐かしさとか過去は捨てて、私自身もゼロからを意識しましたね」と気持ちを新たに取り組んだそうです。
作品の見どころについて、志崎は「白金燐子さんは最初、めちゃくちゃ内向的。普通にしゃべるのもままならないような子でした。そこから、あこちゃんに引かれて成長していくさまを演じるところにも力を入れたので、そこを皆さんに注目してもらえれば」。
相羽は「映画が始まるときってドキドキすると思うんです。あのシーンで高揚感が高まる。最初から注目ポイントだと思います。Roseliaの出会いにも注目かな。映画だからこそ、このシーンが描けたと思う」と述べました。
さらに、相羽は「私がこの業界に入るきっかけが、Roseliaの湊友希那ちゃん。約4年間やらせていただいて、気持ちが負けそうになったときに、Roseliaのキャラクターに頑張る姿、芯の強さ、チームワーク、絆を教えてもらった。まさかこういうふうに劇場版ができると思っていなかったです。ぜひ、皆さんに見ていただけたら」とメッセージを投げかけました。
劇場版『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』のストーリー
音楽フェス『FUTURE WORLD FES』に出場するために、湊友希那はバンド結成を決意しました。
バンドマンだった父親が叶えられなかった、『FUTURE WORLD FES』での優勝を目指して。
幼馴染の今井リサをはじめ、.氷川紗夜、宇田川あこ、白金燐子が、それぞれの想いを秘めて集まり、ガールズバンド・Roseliaが誕生。
確かな演奏技術で多くの人々を魅了していきましたが、やがてバンドは低迷期に陥ることに。
衝突を繰り返すメンバーたちでしたが、仲間の絆が深まるにつれ、再び5人は高みを目指して……。
本作は、Roselia結成から『FUTURE WORLD FES』に挑むまでの『約束』を描いた物語になっています。
『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』に続き、後編作『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』も6月25日に上映が決定!!
(撮影・文 シン上田)