画像:時事
今回で記念すべき10回目の放送を迎えた「平野レミの早わざレシピ2021早春」(NHK総合)。
日本で一番有名な料理研究家・平野レミさんが渾身料理をふるう同番組ですが、今回は料理で絶対に使用しないはずのあるアイテムが登場しました。
常識を超えた平野さんの料理の数々に、祝日の早朝から「地獄を見た」と驚きの声が上がっています。
平野レミ、常識を超える摩訶不思議な料理を披露
23日、記念すべき10回目の放送を迎えた「平野レミの早わざレシピ2021早春」(NHK総合)で、料理研究家の平野レミさんが常識では考えられない一品を披露して出演者の度肝を抜くシーンがありました。
この日、親友であるシンガーソングライター・森山良子さんをゲストに招いた同番組。
「平野レミさんの美味しいご飯を食べにまいりました」と笑顔を浮かべる森山さんに対し、「良子ちゃんにさ、しばらくぶりで私の料理をごちそうするから待っててよ」と平野さんはいつも以上に気合いを入れました。
しかし平野さんの気合い十分な様子に番組レギュラーメンバーの中山秀征さんと、ハライチ・澤部佑さんは心配そうな表情を浮かべ「あまりメチャクチャやらないでくださいよ」と釘を刺したのでした。
すると早速、キャベツを山のように盛り、その隙間にベーコンとトマト丸ごと1つを入れた蓋の閉まらない鍋料理に出演者らは「現代アートみたいだね」と騒然。
そして、その料理をはるかに超えていく平野さんの最新作が登場したのでした。
「みんなが期待してさ、私が何かやらかすんじゃないかって…でも私は真面目な人だからそういうことはやりたくないの。でも『レミさんなんかやってくれるんでしょ?』って言うから今回はどう見せようかと思ったの」と、この日のためにある「演出」を考えてきたことを口に。
「今日火曜日じゃん?火曜日ってチューズデーでしょ…チューズデーだったらつまりさ『吊るすデー』でしょ」と強引な語呂合わせから平野さんが考案したのは、揚げ物を「ハンガー」で吊るすという演出でした。
スタジオに干したての洗濯物よろしく登場した揚げ物に「ハンガーは消毒済みのものを使用しています」というアナウンサーの補足、それでも出演者からは「ちゃんとそれように使ってほしいですね!」とツッコみが。
その後、吊るされているフライを手でつかんで自ら試食した平野さん。
出演者らも別室で試食しましたが、見た目とはまったく異なる味に「美味しい」と顔をほころばせていました。
宙づりのフライに「※よい子はマネしないでください」
記念すべき10回目の「平野レミの早わざレシピ2021早春」で、ハンガーを使った料理を披露した平野レミさん。
スタジオの出演者からも困惑の声が上がる中、番組を観ていた視聴者も斬新すぎる料理に騒然としたようで、
「いやいやいやいや…祝日の朝から何やってんの笑」
「料理にハンガーを使うのは世界広しと言っても平野さんだけだろうな。そしてNHKの『消毒済みのハンガーを使用しています』というテロップがシュール。注意するのそこ?」
「いやもう地獄絵図でしょw何見せられてんのってw」
「ぶっ飛びすぎて逆に元気出てきたわ!やろうとは思わないけど!」
「※よい子はマネしないでください」
「NHKでやっていい絵面ではないwww」
「新たな伝説が生まれた瞬間を目撃してしまった」
「平野さん、結局暴走してるwwチュースデーから吊るすデーはないってww」
「人類には100年早すぎた平野レミの料理」
などとコメントが相次ぎました。
祝日の朝から想像をはるかに超えた料理の数々で、「#平野レミの早わざレシピ」、「消毒済みのハンガー」、「感染対策」など関連ワードがSNSのトレンド入りを果たした平野さん。
ただ、斬新な料理は家庭では「マネできない」と感じた視聴者も多かったようです。
(文:有馬翔平)