2024年1月17日、第170回芥川賞(日本文学振興会主催)の選考会が開かれました。
選ばれたのは、九段理江さん(33歳)の『東京都同情塔』(新潮12月号)です。
贈呈式は2月下旬に東京都内で行われとの事で、賞金は100万円です。
今回は新たな文壇の新星九段さんについて、詳しくまとめていきたいと思います!
第170回芥川賞作家九段理江のプロフィール!
氏名:九段理江
出身:埼玉県さいたま市
生年月日:1990年9月27日 現在(2024年1月17日)33歳
学歴:卒業高校不明、卒業大学不明
経歴:
2021年 「悪い音楽」で第126回文學界新人賞を受賞
2022年 「Schoolgirl」で第166回芥川龍之介賞候補
上記作品を収録した『Schoolgirl』で第35回三島由紀夫賞候補
2023年 『Schoolgirl』で芸術選奨新人賞受賞、「しをかくうま」で第45回野間文芸新人賞受賞
九段理江さんは、埼玉県さいたま市で生まれました。
「悪い音楽」で文学界新人賞を受賞し、2021年に小説家としてデビューされています。
2023年には、「School girl」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、同年「しをかくうま」で野間文芸新人賞を受賞されています。
芥川賞の候補になったのは今回が2度目で、見事九段さんが受賞されました。
ちなみに受賞した「東京都同情塔」は、近未来を舞台にしたお話になっています。「シンパシータワートーキョー」と名付けられた高層刑務所が、東京都心に建設する計画が立てられて…というあらすじです。
九段さんは大学卒業後、研究室の助手や石川県金沢市の国際ビジネス専門学院の講師、同じく金沢市の古書店「オヨヨ書林」のアルバイトなどを経験されています。
ちなみに九段さんの卒業された高校や大学は、現時点では不明です。
九段さんはさいたま市(かつての浦和市)出身という事で、例えば偏差値の高い高校をピックアップすると
偏差値75の慶應義塾志木高等学校、偏差値74の栄東高等学校、早稲田大学本庄高等学院、偏差値73の開智高等学校、大宮高等学校、偏差値72浦和高等学校、 西武学園文理高等学校、偏差値71 浦和第一女子高等学校、淑徳与野高等学校、秀明高等学校
などがあります。この中に、九段さんが卒業された高校があるかもしれませんね。
大学もそのまま関東圏の大学へ進学したのでしょうか。
ちなみに九段さんが卒業された大学に関して、Xにこのような投稿がありました。
10年ほど前、アルバイトの募集にぶらりと東京から来たという女の子が現れて、しばらくうちで働いた後、また東京に戻っていった彼女は小説家になっていました → 今日の『北國新聞』朝刊の「土曜小説」欄、九段理江「彼と彼女の間に投げる短い小説」 pic.twitter.com/7UuugEF4Ed
— オヨヨ書林 (@oyoyoshorin) February 25, 2023
2023年の10年ほど前、つまり2013年前後には、九段さんは金沢にいたようです。
九段さんは石川県の大学に在籍していた可能性があります。
石川県の大学といえば、
金沢大学、金沢医科大学、石川県立大学、金沢学院大学、金城大学、石川県立看護大、金沢工業大学、公立小松大学、金沢星稜大学、北陸大学、北陸学院大学などがあります。
九段理江は結婚しているけど旦那がいない?
九段さんが結婚しているかどうかですが、調査の結果は不明でした。
こちらは芸術選奨新人賞の受賞式でのお写真ですが、九段さんは左手の薬指に指輪をはめています。
左手の薬指に指輪だからといって結婚指輪であるとは限りませんが、少なくとも恋人がいた可能性は高いのではないでしょうか?
今のところ九段さんが結婚しているのか、恋人がいるのかは不明ですが、詳しい事がわかり次第またおしらせしたいと思います。
まとめ
九段さんはデビュー後、着実に実績を積み重ねてきました。
はたからは順調に見える作家人生ですが、九段さんは引退の二文字が頭をよぎった事があったといいます。
それというのも「しをかくうま」が芥川賞候補に入らなかったからなのだとか。
そうしてモヤモヤした気持ちを抱えている時、編集者との打ち合わせ中「アンビルト」という言葉を耳にします。これは実現以前の建築を意味するそうです。
そうして建築の知識がゼロの状態から九段さんは学び、芥川賞受賞作である『東京都同情塔』を完成させました。
九段さんは2023年の間文芸新人賞の受賞式では左手の薬指ではなく、人差し指に指輪をしています。
人差し指に指輪をする意味は、集中力をアップし、夢を実現させるという意味があるそうです。
九段さんは恋に生きるより、夢を実現させるために今は作家業に集中しているのかもしれませんね。