21日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系列)に、元ジャニーズ事務所所属で8月末に期間限定での活動を終了する4人組ロックバンド、男闘呼組が出演。29年前に、活動を休止した事情を赤裸々に語る場面がありました。
同バンドは1988年、ボーカル&ギターの成田昭次さん、ボーカル&
ベースの高橋和也さん、ボーカル&リズムギターの岡本健一さん、ボーカル&キーボードの前田耕陽さんのメンバーでジャニーズ事務所からデビューしましたが93年、たった5年で活動を休止していました。昨年7月、29年ぶりに今年8月末までの期間限定での活動再開を発表し、この日が最後のテレビ出演とうたっての登場となりました。
93年の解散について改めて、高橋さんが「15、16歳からグループとして9年ぐらいずっと一緒で23、24歳になって皆1人になりたいってなったんです。その時、健一は舞台、演劇をやりたい、昭次はギター1本で行きたい、俺はロックバンドをやりたい、耕陽はバラエティやりたいとなっていた。きっかけとなったとすれば僕。お世話になった事務所を離れる、(メンバーと)一緒にいたいけど…」と説明します。ですが、岡本さんからは「今初めて聞いた!」、MCの上田晋也からは「何カッコつけてるんですか!」と矢継ぎ早に突っ込まれ、椅子から崩れ落ちるような体勢で笑っていました。
その続きを前田さんが引継ぎます。「じゃあ3人でやりなさいって話も(事務所から)あったんだけど、4人じゃないと嫌だ。だったらグループ活動を辞めましょうってなったんです」。
そこから岡本さんも記憶をたどりながら「その頃から1人1人の仕事や好きなことをやり始めて、(高橋さんらが)アメリカに行ってくるっていうから、じゃ、この時に集まろうと話していても帰ってこなかった」と暴露。前田さんも成田さんを指さしながら「ロスとかに曲作りに行ってくるって言って行き、1カ月位で帰ってくるのかなと思ったら3カ月帰ってこない。事務所にいても仕事がないので、何かしなきゃと思ってそれぞれバラバラの仕事をし始めた」と振り返りました。
帰らなかった理由を高橋さんは「昭次と俺は、これから男闘呼組でオリジナルの曲を作っていきたいと思っていて、新しい音楽を作るためにアメリカに行きました。旅をして生まれるかなと思ったらなかなか生まれない訳ですよ!」と言い訳し、スタジオ内の笑いを誘っていました。
一方で、親しかった後輩について高橋さん、岡本さん、成田さんがSMAPの名を挙げ、岡本さんがジャニーズタレントで「初めて長髪にした」と言い、「(木村)拓哉に(髪を)伸ばしていいか相談されて、売れているうちに好きなことを全部やっちゃいな」とアドバイスしたことを明かしていました。
(文:Quick Timez編集部)