・天才子役として「男はつらいよ」、「北の国から」などの名作映画、ドラマシリーズで国民的俳優ともいえる吉岡秀隆(よしおか・ひでたか)さん。
・あの小さかった満男や純も、現在は52歳。素敵なロマンスグレーと呼ばれつつ、あのはにかみ笑顔も健在です。
・そんな吉岡さんは、いつ結婚したのか?どのような相手なのか、現在やこれからの活動など、さまざまな情報をご紹介します。
吉岡秀隆のプロフィール
名前:吉岡秀隆(よしおか ひでたか)
生年月日:1970年8月12日
出身:埼玉県
身長:172㎝
血液型:A型
趣味:車、バイク
特技:マッサージ
吉岡秀隆、俳優。5歳で劇団若草に所属し、時代劇ドラマ『大江戸捜査網』(テレビ東京系)でデビュー。
1977年公開の映画「八つ墓村」で主人公の少年時代役を演じ映画初出演。
別映画のオーディションで山田洋次監督に見出され、1981年公開の「男はつらいよ」シリーズ第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」から第50作まで寅次郎の甥役でレギュラー出演。
1981年より2002年までドラマシリーズ「北の国から」(フジテレビ系)に主演、名子役と呼ばれ代表作となる。
2003年放送のドラマ「Dr.コトー診療所」に主演。高視聴率を獲得し、スペシャルドラマ、第2期と続きシリーズ化。また続編が映画化され2022年に公開される。
レギュラー作以外でも山田洋次監督作品には常連として数多く出演し、黒澤明監督作品にも出演。ほかにも数々の映画、ドラマなどを中心に活躍する。
2002年に「北の国から2002遺言」で共演した女優の内田有紀と結婚し、2005年に離婚。
1992年に急逝したミュージシャンの尾崎豊とも生前に深い親交があり、つねに尾崎氏にもらったネックレスを身につけている。
吉岡秀隆と内田有紀の馴れ初め、結婚のいきさつは?
吉岡秀隆さんは2002年に女優の内田有紀さんと結婚しました。吉岡さんと内田さんとの出会いは2002年に放送されたドラマ「北の国から 2002遺言」(フジテレビ系)での共演。
ドラマ内でも恋人となる役を演じた2人は急接近。ドラマの舞台である富良野や2人が出会う知床を中心とした大規模ロケで泊まり込みの撮影の中、愛を育んだとも言われました。
なんとプロポーズは吉岡さんから、撮影中にすでにしていたのだとか。
2002年9月に放送されたドラマで最後の女性にめぐりあった純(吉岡さんの役名)が、放送直後に実際に結婚するというサプライズに、吉岡さんの子役時代から長年ドラマを観てきたファンにも驚きと感動を与えたようです。
披露宴は「北の国から」の脚本家である倉本聰さんのプロデュースで、新富良野プリンスホテルで行われました。共演者の田中邦衛さん、中嶋朋子さんも出席。
併せて行われた挙式は倉本さんが主宰する「富良野塾」の塾生が作ったチャペルで、婚姻届けは富良野市役所に提出。まさにドラマと地続きの様相だったそうです。
そして結婚後は、内田さんは女優業を引退し、家庭に入ったとのことが伝えられていました。
そんな家族同然の人々や全国のファンに祝福された2人も、3年後の2005年に離婚。
その後、現在に至るまで吉岡さんの再婚や熱愛報道などは聞こえてきていません。
吉岡秀隆と内田有紀、わずか3年での離婚、その原因は?
幸せだったかに見えた結婚生活も3年が過ぎたある日、とつぜん置き手紙を残して吉岡さんの前から姿を消したという内田さん。
それ、倉本先生が書いてません? と、つい聞きたくなりますが、こちらは現実のお話のようです。「ある日とつぜん」や「置き手紙」が北の国から風味。
最後の手紙を書く内田さんの姿にかぶせて「そんなことは、ぜんぜん知らなかった」という、吉岡さんのお約束ナレーションが聞こえてくる気がします。
この破局には、結婚式をとりしきった倉本聰さん、ドラマ内で吉岡さんの父親を演じ公私にわたる家族同然のつきあいをしてきた田中邦衛さんも、大きなショックを受けていたようです。
離婚の理由は公表されていませんが、一説によれば、吉岡さんのたっての希望で仕事を引退して家庭に入ったものの、仕事で多忙な吉岡さんは留守がちになり、内田さんは孤独に耐えられなかったのだとか。
ちょうど結婚直後から、吉岡さんは「Dr.コトー診療所」シリーズの撮影がスタート。ロケ地である沖縄県の与那国島での撮影が続き、家をあけることが多かったのではないでしょうか。
加えて、デビュー時から大ブレイクを果たしていた内田さんも、当時はまだ27歳。
舞台や映画で演技力をつけ、女優としても期待されていた矢先の結婚だっただけに、子どもも夫もいない結婚生活にむなしさを感じていたとしても、無理はないのかもしれません。
しかし、それであれば結婚生活を維持しつつ女優に復帰すればよかったのでは? と考えてしまいますが、これについては、吉岡さんのDVや束縛がひどかったとの説もあります。
DV説は、吉岡さんのバラエティやトーク番組、ドラマなどで見るおだやかでシャイな人柄から否定されることも多いですが、不倫やなにか決定的な理由がない限り、妻が置き手紙を残して出ていくという事態は、相当なコミュニケーション不全でないと起こりえない状況かと予想されます。
たとえ暴力・暴言がなかったとしても、内田さんが精神的につらいときに、家族として話や相談を聞き、寄り添うことをせずに追い詰めたのだとしたら、それはよほどのことだったではと思ってしまいますね。
実際、内田さんは離婚後、女優に復帰。現在は元俳優で今は内田さんのマネジャーをつとめる柏原崇さんと公私にわたるパートナーシップを得て、生き生きと活躍されています。
結婚当時、富良野での披露宴に先立って会場で行われた記者会見の席で、「黒板純ではなく吉岡秀隆として、内田さんを幸せにすることがファンへの恩返しです」と語っていた吉岡さん。
ファンへの恩返しはテレビやスクリーンの中からすればよろしいので、内田さんのために内田さんを幸せにできればよかったのではないでしょうか。
吉岡秀隆は再婚している?現在の彼女は?
前述したように、2005年に離婚してから吉岡さんには熱愛報道や再婚のうわさなどはまったく聞こえてきません。
「北の国から」で吉岡さん演じる純は、横山めぐみさん、裕木奈江さん、宮沢りえさん、内田有紀さんと、そうそうたる彼女歴を誇りますが、吉岡さん自身にはその後、いわゆる「浮いたはなし」はないようです。
関係者によれば、内田さんとの破局があまりにもショックだったとも伝えられています。
また、20109年に金田一耕助役として主演したドラマ「八つ墓村」(NHK BSプレミアム)の完成披露試写会では、閉所・暗所恐怖症を告白していた吉岡さん。神経質な性格もあるのかもしれません。
2022年12月に16年ぶりの続編として公開される映画「Dr.コトー診療所」では、吉岡さん演じるコトー先生が、柴咲コウさん演じる看護師の彩佳さんと結婚する展開になるようなので、吉岡さん自身の新しい門出にも期待したいですね。
吉岡秀隆に子どもはいる?
吉岡さんと内田さんとのあいだにお子さんは生まれていません。
内田さんは今にいたるまで、パートナーとのあいだにお子さんをもうけていないようですので、子どもを産まない選択をされているのかもしれません。
「北の国から」「男はつらいよ」シリーズでも天才子役として活躍してきた吉岡さんだけに、もしお子さんがいれば、新たな天才子役の誕生を期待してしまうかもしれませんね。
吉岡秀隆の現在と今後の活動は?
2022年には「峠 最後のサムライ」、「川っぺりムコリッタ」と映画出演が続いた吉岡秀隆さん。
12月には、ドラマから16年後を描く主演映画「Dr.コトー診療所」が公開されます。
映画「Dr.コトー診療所」
最新予告映像解禁時を経て変わるもの、変わらないもの。
ー ずっと、ここで生きてきた。
壮大で、ドラマチックな物語にご期待ください。
️12月16日(金)公開#Drコトー診療所#そしてここに生きている#吉岡秀隆 pic.twitter.com/krcxx2BPF6
— 『Dr.コトー診療所』公式 (@coto_movie) October 26, 2022
今回は夫婦として登場するコトー先生や彩佳さんに、また会えるのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
夫婦といえば、今年はキリンビールの「麒麟 発酵レモンサワー」のCMで、松たか子さんともレモンサワーを楽しむ夫婦役を演じていた吉岡さんでした。
俳優として、いつも見ているこちらを幸せにしてくれる吉岡秀隆さん、これからも素敵なドラマや映画で楽しませてもらいたいですね。
(文:Quick Timez 編集部)