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劇団俳優座は11日、同座に所属をする俳優・川井康弘さんが亡くなったことを公表しました。
川井康弘さんの死因は急性腸炎から敗血症性ショックとのことですが、下痢止めの使用は禁忌とされているそうです。
川井康弘さん死去 享年55歳「水曜日のダウンタウン」などでも活躍
劇団俳優座は11日、同座に所属をする俳優・川井康弘さんが亡くなったことを公表しました。
公式ホームページ上で「劇団俳優座所属俳優 川井康弘(享年55歳)が、 2022年10月3日急性腸炎から敗血症性ショックにより永眠いたしました。生前に皆様から賜りましたご厚情に深く感謝し、ここに心から哀悼の意を表するとともに謹んでお知らせ申し上げます。」と、発表。
「劇団俳優座の俳優として、数多くの舞台に出演しその活動はストレートプレイに限らずミュージカル、マスコミ出演など硬軟幅広い演技力で優れた功績を残してくれました。 9月に出演を予定しておりました劇団俳優座公演「待ちぼうけの町」の稽古中に体調不良となり緊急入院、苦しい闘病生活を送っておりました矢先、この度の訃報となる出来事に見舞われました。」と、記しています。
川井さんは、宮城県出身の俳優で、俳優座の公演「ハムレット」や「蟹工船」、「カラマーゾフの兄弟」などの数多くの作品に出演。
その他にも映画「燃えよ剣」や、「八月の狂詩曲」、「太陽の蓋」などの作品に出演をしたほか、「水曜日のダウンタウン」(TBS系列)や、「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ系列)といった、バラエティ番組にも出演し、活躍をしていました。
ネット上では、あまりにも早すぎる死に「突然の訃報に驚き、大変ショックです」など、哀しみの声が寄せられています。
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川井康弘さんの死因の敗血症とは?
公式サイトによれば、川井康弘さんの死因は急性腸炎から敗血症性ショックとのことです。
何らかの感染症が原因となり、全身の臓器障害に至ってしまうものを敗血症と呼びますが、特に重症化したものを「敗血症ショック」と呼びます。
循環や細胞内代謝の重度の異常により死亡率が著明に高い病態で、感染症の根本的な治療や障害臓器のサポートをせずに救命は難しいと言われています。
発熱や倦怠感、食欲低下などの全身症状に加えて、喉の痛み、腹痛、吐き気や嘔吐、頭痛などの症状に加え、血圧が低下することも特徴のひとつ。
原因となっている病原体に対してある一定の効果が期待できる抗生物質の薬剤を投与するといった治療が施されるのです。
ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
(文:服部慎一)