画像:時事
29日に放送された「キョコロヒー」(テレビ朝日系列)の1時間スペシャル。
お買い物ロケの進行役として出演した南海キャンディーズ・山里亮太さんですが、その名MCっぷりが視聴者の間で話題になっているようです。
南キャン山里、暴れるランジャタイを見事なMCっぷりでさばきまくる
ヒコロヒーさんと日向坂46の齊藤京子さんがお世話になった人たちにプレゼントを買いに行くという今回の企画。
自由奔放なふたりのお買い物ロケに同行したのが山里さんでした。
東京ソラマチでのショッピングに浮き足立つふたりに対して、毅然と進行役を務める山里さん。
朝やお昼の情報番組で培われたトークスキルと進行力がいかんなく発揮され、視聴者からも「さすが山ちゃん!」との声が多くあがったようです。
中でも視聴者の目を引いたのは、番組後半でとあるお笑いコンビがロケに乱入してきたシーン。
齊藤さんがプレゼントを選んでいたところ、突如ランジャタイのふたりが登場。
ランジャタイといえば、荒唐無稽かつ奇天烈な世界観で今もっとも注目を集めるコンビです。
昨年のM-1グランプリから地上波放送への出演も増えてきていますが、あまりにぶっ飛んだ芸風で頭をかかえる共演者もしばしば……。
この日もお馴染みとなっている反町隆史さんのモノマネで登場し、ロケに波乱が巻き起こります。
「どうも、ソラマチ(反町)隆史です」というボケに対して若干引き気味の齊藤さん。
しかし、山里さんはランジャタイのボケにあえて便乗する形で盛り上げ、見事にその場を捌き切ったのです。
くわえて始終冷めた目線でボケを眺めていた齊藤さんをピックアップすることで、険悪なムードをライバル関係としてテレビ的に美味しい方向へとシフトチェンジ。
「あのランジャタイをきっちり捌いてくれるとは!」と、山里さんの名MCっぷりが視聴者から高い評価を受けているようです。
ランジャタイとの絡みを振り返り、南キャン山里「そりゃあんな顔になるわ」
同日深夜にオンエアされた「水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)では、「キョコロヒー」の収録を振り返る場面が。
ヒコロヒーさんと齊藤さんの姉妹のような関係性がよかったなど番組に参加した感想を語ったのち、話題となったランジャタイの乱入についても言及しました。
自分とヒコロヒーさんが楽しく笑っている中で、齊藤さんはあくまでヒール(悪役)としてい続けてくれたと語り、決して齊藤さんが本当に嫌がっていたわけではないことを説明。
とはいえ、放送では短くカットされたものの実際には20分以上もボケを続けていたというランジャタイ。
ただでさえ時間のない収録で長いボケを続けられ、「そりゃ齊藤京子ちゃんもあんな顔になるわって思うんだけど」と振り返り、続けて「本当に嫌だったのかもしれない」と苦笑しました。
これまで共演する芸人の腕が試されることの多かったランジャタイとの絡み。
今回は山里さんのナイスアシストや齊藤さんとの天敵設定がうまく作用し、ファンからも高評価を得たようです。
今後、あのふたりを起用する際は山里さんへ同時オファーを依頼したいという関係者も少なくないのでは?
(文:Quick Timez 編集部)