画像:時事通信フォト
ウクライナ侵攻と並行して北方領土での軍事力強化を見せるロシアの動向を特集した11日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
すると、ひろゆき氏が日本政府の対応に苦言を呈するシーンがありました。
ひろゆき、ロシア軍の行動に『遺憾砲』発射の日本政府に「まったくもって効果があるとは思えない」
11日、ウクライナ侵攻と並行して北方領土で軍事力強化を見せるロシアの動向を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
するとその放送の中で、MCひろゆき氏がロシアに対する日本政府の対応に苦言を呈するシーンがありました。
ウクライナの軍事侵攻と同時に北方領土で地対空ミサイル演習など軍事力強化の動きを見せているロシア。
10日夜からはロシア軍の駆逐艦や潜水艦など10隻が青森県と北海道の間にある津軽海峡を通過するなど挑発的な動きを見せています。
それに対し、日本政府はロシア軍の動向に「毅然とした態度で対応」と非難。
これにひろゆき氏は「日本政府は相変わらず遺憾の意を表明するいつものやつをやっているんですけど」と切り出し、「遺憾の意を何回やったら『次はマジでキレるからな』というのを言った方がいいと思うんですよ」と指摘。
「ロシアって国はウクライナに行って、民間人を殺すようなことをやってる国じゃないですか。それに対して『遺憾の意を表明』ってまったくもって効果があるとは思えない」と自身の見解を述べました。
その上で「ちゃんと効果がある形で、『これ以上はやるなよ』というのであれば『もしやるんだったらこういうことやるよ』というのを言わないと伝わらないんじゃないかな」とひろゆき氏がコメントすると、「今までは北方領土問題があるからということでクリミアのことも、シリアのことも、チェチェンのことも何もやらない放置していく弁解に使ってきたわけですよね」と元参議院議員の菅野志桜里氏も同意。
「でも率直に言えばロシア側が『二島なら返すよ』と言ったことはないと思いますし、こういう状況なのでプーチンの間に返ってくることはまずないと考えた方がいいように思うので、弁解に使えないということを理解してですね、ロシアがやっている今も過去も含めて『まずいよ』と言っていくことが大事だと思います」とひろゆき氏のコメントに乗っかり、日本政府の対応に苦言を呈していました。
「このままだったら攻撃を受けても」連発される遺憾砲に視聴者も…
日本との国境沿いで軍事行動を進めるロシアへの日本政府の対応に苦言を呈したひろゆき氏。
すると、ひろゆき氏の言葉に番組を観ていた視聴者も反応。
《遺憾だけじゃなくて『もっとも強い言葉で非難する』もあるぞ。増えていくのは言葉のバリエーションだけ》
《もしロシアが攻めてきたとしてもこのままだったら攻撃を受けて初めて『防衛を検討する』って言い出しそう》
《完全におちょくられてるよね。遺憾の意を表明って何もしないってことだから。マジで具体的な行動を明示しておいた方がいい》
などと、日本政府の対応にコメントが相次いで寄せられていました。
軍事行動が現在進行で進められているウクライナとは遠くても、ロシアとは隣り合わせである日本。
ひろゆき氏の湖面tの通り、敵対行動への具体策を考えるべきなのかもしれません。
(文:有馬翔平)