画像:時事
コロナ禍でキャンプや釣りなどアウトドアブームとなっている昨今、山林を個人で購入する人が増加しているということを特集した10日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
EXIT・兼近大樹さんも「前向きに検討しますよ」と興味を抱いたものの、山林の購入はオススメできない理由があるようです。
EXIT兼近、森林購入を「前向きに検討」も実はデメリットだらけ?
10日、コロナ禍で沸き起こったアウトドアブームで山林の個人購入が増えているということを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
EXIT・兼近大樹さんが興味を抱いた山林購入には、様々なデメリットがあることが放送内で明かされました。
コロナ禍のあおりを受けてブームになっているキャンプなどのアウトドア。
それによって森林を購入するという件数が増加し、兼近さんも「まず調べてみました。買えるかどうか」とコメントし「前向きに検討はしてますよ」と興味を抱いた様子を見せていました。
すると、実際に山を購入した男性がゲストで登場。
キャンプ目的で100坪購入したものの、豪雨災害で山に行くまでの環境が悪化、草が多い茂り草むしりをしなければならずキャンプするどころではないよう。
しかし「手放したい」と後悔している一方で、買い手がつかないことや近隣の土地に害虫が発生した影響からの罪悪感で手放すことができないでいることを明かしていました。
ただ、森林購入もデメリットばかりではないようで「私も実は山林を持っているんです」森林ジャーナリストの田中淳夫氏は親戚から譲渡された山林を所持。
「アウトドアで遊ぼうと受け取ったんですけどね。名義変更などでお金も払ったんですけど、初めの2、3年は楽しかったですね。それで段々飽きてくるんですよ」と述べましたが、最近再びブームが再燃しているようで「せっかくあるんだから遊ぼうと思うと楽しいですよ。ここにデッキを作ろうとか、遊歩道を作ろうとか。考えると楽しくなってきます」と指摘。
「覚悟を持ってやれば楽しめる」と山林との向き合い方を指南していました。
「大変なことしかない」土地としては格安だが…
購入者が増えている中で、実はデメリットも多い山林購入。
特集の最後に田中氏は「境界線のわからない山は買わない」、「自分がその山を何十年も使うという覚悟がないといけない」と助言を送っていました。
ただ番組を観ていた視聴者の中にも山林購入というのは身近な話題だったようで、
《うちも『山いらない?』って言われたことある。田舎あるあるなんじゃないの?》
《うちもじいさんが亡くなった時にものすごい離れたところに山持ってたとかあったよ。すでに山持ってたから母親が悲鳴上げてたよ》
《税金、管理、山なんて大変なことしかない。残念だがこのこの問題はペットと似てる。軽い気持ちで飛びつくと絶対に後悔する》
などとコメントが。
各メディアで取り上げられているキャンプブーム。
人のいないところでキャンプするのはキャンパーの憧れのようですが、しかし現実はそんなに甘くはないようです。
(文:有馬翔平)