文:有馬翔平

EXIT兼近「だからこそ志願できない」ウクライナ政府の義勇兵参加呼びかけに見解示す

兼近大樹
画像:時事

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ロシアによるウクライナ侵攻が開始されて1週間が経過した3日。

ウクライナ政府が義勇兵参加を呼びかけたことについて「ABEMA Prime」(AbemaTV)が特集したことに、EXIT・兼近大樹さんが自身の見解を示しました。

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EXIT兼近、ウクライナ政府の義勇兵参加呼びかけに「だからこそ志願できない」

3日、開戦から1週間が経過したロシアによるウクライナ侵攻の最新情報を伝えた「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

するとその放送の中で、ウクライナ政府が募集した義勇兵についてEXIT・兼近大樹さんが自身の見解を示しました。

開戦から1週間が経過したウクライナ侵攻。

ウクライナ軍、市民の抗戦により戦線はこう着状態になる中、この日同番組が注目したのがウクライナ政府が義勇兵の参加を呼びかけたことでした。

義勇兵の呼びかけに、兼親さんは「なんか相手の命を奪う、傷つけるくらいなら自分が死んだ方がいいというのが日本の美徳というか僕は教えられてきた記憶なんですよ。だから絶対に戦わない、殺されろみたいなイメージなんですよ。突然こういうことが日本に降りかかっても僕ら何もできることがない。相手の命を奪うことはできない。」とコメント。

その上で「結局今日帰ったら美味い飯食って温かい布団で寝るんですよ…そういう日々を過ごすしかないという状態です」と、自身の感覚が戦闘とは遠い場所にあると述べました。

またこの日、同番組にはその70人いたうちの1人である元自衛官がリモートで出演。

今回、義勇兵募集に応じたわけなどに耳を傾けた兼近さんは「結局僕個人ですけど大衆の動きを気にして常に『みんながどうするんだろう』で動く癖があると思うんですよ」とした上で「だからこそ僕は義勇兵に志願できない」と、改めて戦闘への参加を否定。

ただ「今僕が志願したらどうなるんだろう、誰かを扇動するんじゃないか、色んな人の意見を変えてしまうんじゃないかとか」と義勇兵参加を否定した一方で、「もしこれが日本で起きた時、自分はどうするんだろうと考えさせられるいい機会でした」と影響を受けたことを明かしていました。

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「言葉が重い」兼近の言葉に視聴者は?

ウクライナ政府の義勇兵募集、そしてそれに応じた日本の元自衛官の話を聞いた上で「義勇兵に志願できない」と明らかにした兼近大樹さん。

すると番組を観ていた視聴者は兼近さんの言葉に、「もし日本であったら…真剣に考えました。兼近さんの言葉が重い」、「兼近さんの言葉が胸に刺さった。きれいごとばかり言ってられない」などとコメントを寄せていました。

これまでの紛争とは異なる、大国が1つの主権国家に対し武力行使したという今回の侵攻。

明日同じような状況に陥るかもしれないという危機感を抱いて、あらゆる議論を始めるタイミングなのかもしれません。

(文:有馬翔平)