文:有馬翔平

ひろゆき「古いバージョンをなくそうとするのが…」『のだめカンタービレ』の表現修正に待ったをかける

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

今月上旬に発売されたコミックス「のだめカンタービレ」の新装版で一部表現が修正されたことを特集した25日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

するとMCひろゆき氏が表現の修正に対して、首を傾げるシーンがありました。

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ひろゆき、『のだめカンタービレ』の表現修正に「古いバージョンをなくそうとするのが…」

25日、大人気コミックス「のだめカンタービレ」の新装版で表現に修正が入ったことを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その放送の中で、MCひろゆき氏が表現が修正されたことに首を傾げるシーンがありました。

2000年代にドラマ化、アニメ化され大ヒットを記録したコミックス「のだめカンタービレ」。

今月10日に新装版の第6巻が発売されましたが、その中で男性が女性の胸を触るという描写を「後ろから肩を抱く」という描写に作者の意向で修正が入ったのでした。

これに「セクハラとか下ネタは笑えるか笑えないかというところがすごくポイントになるんじゃないか」と出演者らからは肯定的な意見が挙がる中、ひろゆき氏は「そのコマを見ると首を絞めにいってるようにしか見えないんですよね。後ろから近づいて反対側に手を回す人っていないじゃないですか」と描写について苦笑。

「無理して変えたならわかるんですけど、それがない状態の新しいコマだけを見て『この人なんでこうやって首抱えてるの?』ってわかんないじゃないですか」と指摘して「逆に不自然」とコメントしました。

また、描写を修正することの是非に「答えがあるわけではない」とも述べたひろゆき氏。

「僕は古いバージョンをなくそうとするのが良くないと思う。古いバージョンは古いバージョンでとして残してもらえればいくらでも変えていいんじゃないのかなと思います」と自身の見解を明らかにしていました。

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「作者の自由」、「残すべき」ひろゆきの見解にコメント殺到

「のだめカンタービレ」の新装版で表現に修正が入ったことに対し、「古いバージョンをなくそうとするのが良くない」と述べたひろゆき氏。

すると同時に「答えがあるわけでもない」と言った通り、ひろゆき氏の言葉に様々な意見が。

《作者はよりいいものを作ろうとしているわけで、表現がそぐわないと感じたなら変えるでしょ。作者の自由なんだから外野がとかく言うべきじゃない》

《まあ『え?』と思う表現だけど、昔はこんなことも許されていたんだという貴重な資料にもなるから前の表現も残してほしいなとは思う》

《本当に答えなんてない。もちろん作品は作者のものだから変えるのは自由だと思うし、古いバージョンは残してほしいという声も理解できる》

などと賛否両論が巻き起こりました。

多様性が求められる現在の価値観に合わせ、表現を修正した「のだめカンタービレ」。

ただ過去の価値観の存在を証明するためにも、旧版を残してほしいという声も多いようです。

(文:有馬翔平)