画像:時事
お笑いコンビ「トータルテンボス」がYouTuberからの盗作疑惑を主張したことや、YouTuber・ヒカルさんが中堅芸人に見下されたことを告発したことを特集した8日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
この特集に、MC千原せいじさんが自身の見解を述べました。
千原せいじ、中堅芸人へブチギレのYouTuberヒカルへ「言うべきやったと思う」
8日、お笑い芸人とYouTuberの間で動画や発言を巡って様々な軋轢が生じたことを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その特集に、この日MCを担当した千原せいじさんが自身の見解を示しました。
この日、お笑いコンビ・トータルテンボスの2人がYouTube上で公開しているネタが他YouTuberに盗作されたと主張したことを伝えた同番組。
このことに「僕は32年、芸人をやってるんですけどネタを1本も書いたことがないのでパクられるという気持ちがわかりません」とスタジオの笑いを誘ったせいじさんでしたが、今月4日にYouTuberのヒカルさんが中堅芸人に「YouTuberは芸人の真似事」と見下されたと告発し、「おまえの30年分くらいをこっちは2、3年で稼ぐ」と啖呵を切った動画を投稿したことには「これね、イメージですよ?おそらくだから正しいかどうかわからないですけど、僕のイメージで言うとYouTubeは(規制が)わりかし緩いと。テレビに比べて周りに気を遣うことが少ない」とコメント。
その上でせいじさんは「このヒカルさんって方、なんで名前言わへんかったんやろ?」とヒカルさんの言動を疑問視。
「地上波やったら言いにくいことがYouTubeでは言えるってことが醍醐味なんだったら、この人YouTubeですごく人気の方なんでしょ?じゃあ名前を一発目で言うべきやったと思うんですよ」、「なんで言わへんねんっていう」と指摘しました。
これに出演者から「ヒカルの方が知名度があるから、言っちゃったらファンが観にいっちゃうから」と反論されると、せいじさんは「相手芸人なんやろ?別にYouTuberじゃないから別においしくもならないと思うんやけど」と述べ「逆にヒカルさんって方が利用してるんやろうな『言うぞ、言わへんぞ』でね。頭のいい人やってことやね」とこの芸人とYouTuberの軋轢に持論を述べていました。
ヒカルへのダメ出しに視聴者は…
お笑い芸人とYouTuberの間で生じた軋轢にコメントを述べた千原せいじさん。
すると若者から絶大な人気を得ているヒカルさんの言動に「名前を言うべきだった」と指摘したことで、番組に視聴者が反応。
《稼いでるから何?稼いでるから面白いってわけでもないでしょ。それがダサいからこれはせいじ支持だな》
《定期的に愚痴動画挙げてるのは知ってるけど、今回のはひどい。的が外れすぎている》
《これはせいじの言ってることが正しい。アバウトな批判はしちゃいかんよ》
などとせいじさんの主張に同意する声が多く寄せられていました。
その後、多くのお笑い芸人が告発された「中堅芸人」と名乗り出たことで大喜利大会を化してしまった今回の告発。
「YouTuberらしい動画」というのであれば、せいじさんのコメント通り中堅芸人の名前を暴露してしまった方が正しかったのかもしれません。
(文:有馬翔平)