画像:時事通信フォト
先週から芸能界で相次ぐ新型コロナ感染で、テレビ局が代役の確保に奔走していることを特集した23日の「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。
するとMC千原ジュニアさんが、自身の代役として番組に出演していた人物の名前を明かしました。
千原ジュニア、ライバルは山本太郎だった?「結構取り合ってんねんなみたいな」
23日、相次ぐタレントの新型コロナ感染により代役確保に各テレビ局が奔走していることを伝えた「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。
するとその放送の中で、MC千原ジュニアさんが自身の代役として起用されていた人物について明かすシーンがありました。
新型コロナ感染拡大の影響で相次ぐタレントの感染。
それによってタレントの代役争奪戦が水面下で激化しているという報道に取り上げると、代役に関して千原ジュニアさんが「代役というか代役をしていただいて迷惑をかけたというか。バイク事故とか、急性肝炎で死にかけてとか…色んな人に代役やってもらってますね」と代役して「もらった」経験に言及しました。
「『代役ありがとうね』という連絡ってするもんなんですか?」という出演者からの問いかけに「代役ありがとうもしますね」と続けた千原ジュニアさんは代役してもらった番組を鑑賞すると明かし「それはやっぱりね『うわあ俺やりたかったな』というのが半分、『ありがとうね』が半分」と心境も語ったのでした。
また、千原ジュニアさんは「あとやっぱりスケジュール的に断ったやつ、映画とか『誰やりはるのかな?』、『またこの人か』みたいなとか」と「あの人が断ったのが回ってきた」と自身の代役に特定の人物が務めていた話題にも。
「だからこの人と俺、結構取り合ってんねんなみたいなのが20年前…25年前?」と四半世紀ほど前を回顧して「山本太郎ちゃん、めちゃくちゃ多かった」と、現在は政界に身を置く山本太郎氏の名前を口にしました。
そして、自身の代役に山本氏が起用された理由に「だいたい同じ年で、関西弁だからみたいなことなんやろうな」と推察。
「俺が断った映画とかを太郎ちゃんがやってて、太郎ちゃんが断ったものを俺がやってたこともあるんやろうな」とコメントを述べました。
その後、キャスティングで常に並べられていたライバル関係だった可能性を指摘されると「あったかもね」と感慨深げに声を漏らした千原ジュニアさん。
「それがいまやこのまったくの違い。パッケージが」と立場の違いに苦笑を浮かべていました。
俳優・山本太郎に「戻ってきてほしい」評価続々
数十年前、自身の代役として山本太郎氏が起用されていたことを明かした千原ジュニアさん。
すると、この事実にSNS上では山本氏の演技力を見直すコメントが続出。
《政治家山本太郎はあまり好かんけど、役者としては好きだった。役者をやらないのがもったいないと思う》
《正月に再放送してた新選組!を観たけど、香取慎吾や山本耕史の中に山本太郎もいたんだよなって。つくづくすごい役者だと感じたよね》
《山本太郎といえばミナミの帝王の萬田銀次郎の舎弟。歴代の中で一番いい演技をしていた》
などと俳優として
現在は政界に身を置く山本氏。
ただその真摯に演技へ取り組む様子に、俳優界では代役のきかない唯一無二の存在だと感じている人も多いようです。
(文:有馬翔平)