モノマネ芸人・JP、原口あきまさと共演をする「クセすご」をめぐり「僕にとってのお笑い塾」と明かす

文:Quick Timez
JPインタビュー
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ダウンタウンの松本人志さんをはじめ、長瀬智也さん、麒麟の川島明さんなど幅広いレパートリーを有するモノマネ芸人のJPさん。

タレントとしては珍しい大手芸能事務所「研音」に所属をするなど異色の経歴を持つ彼にインタビューを敢行。

モノマネ芸人としてブレイクをするまでの軌跡や、パーソナルな部分等についてお話を伺ってきました。

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モノマネ芸人・JP、原口あきまさと共演をする「クセすご」への想いを明かす

ーーまずは幼少期の頃のお話をお聞かせいただけますか?

JPさん:モノマネをモノマネって意識せずに、勝手にやってたって感じでしたね。

出身が田舎なんで、牛舎とか豚舎とかあって、動物のモノマネを自然にやるみたいな…。

友達があまりいなくて、なかなか人に話しかけられない子どもだったので、動物に話しかけたりしてて(笑)。

動物に話しかけるには人間の言葉じゃダメじゃないですか。

そこでモノマネというか、“言語”として動物のモノマネをしてましたね。

ーー人見知りがキッカッケみたいな?

JPさん:そうですね。

男3人兄弟で僕が長男なんですけど、超ウルトラスーパー内弁慶だったんですよ。

弟は社交的だから外に遊びに行ってて、僕は家でジーッとしてて。

友達がいないから、ポケモンも赤と緑を両方買って1人でやってました(笑)。

弟は賢くて要領も良くて文武両道タイプで、ゲームもすぐクリアして、それが悔しくて弟が学校行ってる間にデータを初期化しておくっていうような、すごい陰湿な幼少期でしたね。

まとめると、大変内気な少年だったって感じですね、承認欲求はあるけど、それをうまく出せないっていう。

ーーそこから人のモノマネに意向された経緯は?

JPさん:小学校4年生の時に、朗読でフクロウが「ホゥホゥ」鳴いているみたいなシーンがあって、普通に読めば良いのにフクロウの真似して読んだんですよ。

そしたらそれがドーンとウケて、その時にすごいエクスタシーを感じて、なにこれめっちゃ気持ちいい!みたいな。

それがキッカケで人に見せるっていうことを意識し始めて、小学校6年生の時に「忍者戦隊カクレンジャー」っていうのがあってそれのモノマネばっかりしてたら、放送委員の先生が面白いからって給食の時に各教室で変身ポーズ流したんですよ。

終わったらみんな話しかけてくれて、嬉しいけどあんまり目立ちたくないからほっといてって感じでしたが。

その辺りから音のモノマネから人のモノマネに変わっていって、出川哲郎さんとか武田鉄矢さんとかがっつり人のモノマネにハマりだしたのが高校の時ですね。

僕その当時めちゃめちゃ陰キャでイジメにもあってたので、掃除用具庫の前で美術の先生のモノマネをするみたいな。

そんな学生時代でしたね(笑)。

ーーそこから養成所に通われて…?

JPさん:高校の時に見てたのが、原口あきまささんと、コージー冨田さんのさんまさんとタモリさんのモノマネで…。

当時、喋りのモノマネしてる芸人ってあんまりいなかったから、誰もやってないモノマネをやらないとって意識し始めました。

その頃、DonDokoDonの山口さんと山寺宏一さん、リットン調査団さんとか好きで憧れて、そういうマニアックなミックスジュースみたいな中で生きてきたので、お笑い芸人になるのが怖かったですね。

モノマネできるから声優になれると思って、声優の養成所に2年間通ったんですけどちょっと違うなって。

それで声優の養成所を卒業してNSCに入ったんですけど、そこでもイジメにあって…めっちゃイジメに合うやん俺(笑)。

ーー養成所でもイジメがあるんですか!?

JPさん:僕がモノマネを器用にやるから、こいつと組んだら売れて目立てるみたいな感じでヤンキーのやつらが寄ってきたんですよ。

コンビを組んだ奴は、そいつが競馬好きって理由だけで、コンビ名をそいつが好きな馬の名前の「プリティプリンセス」ってつけたんですよ。

コンビ組んだあとは、台本バンッて渡されて、「これ覚えとけよ、俺馬券買いに行ってくるわ。」みたいな。

そいつがただ一言だけセリフ言って僕がモノマネするみたいな感じだったんで、費用対効果も悪かったです…。

ーー結構色んな方とコンビを組まれたんですか?

JPさん:声優の専門学校時代に組んだやつとNSC行こうとしてたんですけど、当日にやっぱりやめるって言われて、そこから1人でやるかって思って入ったんです。

当時は関西でモノマネやってる奴って目新しかったんです。

NSCって、1期上の先輩がスタッフとしてアルバイトとして入ってるんですよ。

その時に良くしてくださったのが、かまいたちの濱家さんなんです。

かまいたちを結成してるかしてないかくらいの時から、色々遊びに連れて行ってくださったりました。

僕、イジメられながらも結果は残してたんで、漫才大会の決勝の7人まで行ったんですけど…その当日に飛んだんです。

ーーえっ!?決勝に来なかったんですか?

JPさん:僕メンタルが弱いんで頭パンパンなって、「棄権させていただきます。」って当日電話して、そっから何百件って電話かかってきてたんですけど、気が付いたら実家のバス停にいたっていう。

精神的に参っちゃったんですよね。

でも、お笑いが嫌いになった訳じゃないので、お笑いを目指すために何が出来るかなって考えてたら、たまたまワタナベコメディスクールの募集を見て。

入ろうと思ったんですけど、お金が無かったのでまずはお金貯めようと思って、バイト始めたらまたそこでもイジメられて(笑)。

そこからナベコメ入って、同期だったのが、ハライチ、サンシャイン池崎、バービー、アモーンとかですね。

ーー以前、アモーンさんにインタビューさせていただいた時に、JPさんは今とは全然キャラが違ってたっておっしゃってました!

JPさん:逆にどんなキャラクターやと思ってたんかな(笑)。

あの2人は養成所からずっと一緒にやってるから嬉しいというか。

池崎は元々あの絶叫ネタをコンビでやってて、相方が辞めて1人で絶叫しだして…。

19年くらいずーっと何も変わってないですね。

1個のことをやり続けるってすごい事ですよ。

今、ポケモンの仕事とかで結構共演するので、事務所は違うけどお互いにこうやって残れてるの嬉しいなぁ~って話したりしてます。

ーーそこからワタナベエンタさんではなく、研音さんに入られた経緯は?

JPさん:ワタナベエンタでは仮所属まではいったんですけどね。僕、ナベコメの同期で1番最初にテレビ出たんですよ、GACKTさんのモノマネで。

そこから次の年にR-1グランプリの準決勝まで行ったりとか、周りからは「JP売れるんちゃう!?」とか言われてたんですけど、ハライチがビュー―ン!て売れて(笑)。

頑張ろうと思ってたらその当時のマネージャーが「モノマネはやめた方がいい。伸びないから。コントとかやった方がいい。」って言われてなんか違うなと思って辞めてしまいました。

そこからショーパブを転々として、今の事務所の研音ですね。

ーーそこで急に研音さんが入るんですね(笑)。

JPさん:研音のマネージャーさんが僕のことをマネージャーとして入れたかったみたいなんですよ(笑)。

マネージャーとして入れてみたら、あれ芸人だったんだみたいな感じですね。

ショーパブで働いてたんで、身の回りのことをやったりとか仕事もよく出来るし、年齢も丁度いいし、どう?って言われて入りましたね。

全部冗談ですよ(笑)本当は色々なご縁があり入らせて頂きました。

ーー研音さんはお笑い部門ないですもんね?

JPさん:お笑いはないですね。

芸人が物珍しいっていうのもあると思うんですけど、所属の女優、俳優さんとかのイベントで司会をさせていただいているので、割と覚えていただけたりします。

入った当時は、こいつ大丈夫かってマネージャーさんたちが思ってたと思いますね。

でもすぐに松本人志さんとのタウンワークのCMが決まって、連ドラも決まって…。

え、俺めっちゃ売れてる!って思ったんですけど、それからドラマの仕事は一切来てないです(笑)。

僕本当にセリフ覚えが悪いんですよ。

ーーセリフ覚えが悪いとは思えないほど、モノマネのネタは器用ですよね?

JPさん:たぶん使う筋肉が違うんでしょうね。

ボクシングとサッカーみたいな。

同じスポーツで反射神経がないと出来ないけど、そもそもの筋肉の使い方が違うというか。

まぁこれ、島田紳助さんが言ってたのそのまま使ったんですけど(笑)。

漫才だけの筋肉を使え、と、お笑いの筋肉をつけようとすなって。

ーー分かりやすいですね!

JPさん:場慣れってあるじゃないですか。ショーパブだったらどんなモンスターが来ても治める自信はあるんですけど、テレビだと出慣れてないから…。

最近はちょっと、テレビで求められてるのはこういうもんなのかなっていうのが、かするくらい分かってきたかなって感じですね。

「千鳥のクセがスゴいネタGP」が僕のお笑い塾というか、お笑いの稽古場というか。

高校の時に見てた原口あきまささんと今一緒にテレビに出てるっていう緊張感。

あの人は、モノマネ芸人っていうよりもお笑い芸人に近い方なので、「全然本気で殴りにこいよ。その代り俺も本気で殴りに行くで。」っていうくらいの感じで言ってくださるんです。

絶対に怒ったりとかアドバイスみたいな事もないですし。

その代り、「今日は楽しくやろうねぇ~。」みたいな、あれほとんどアドリブなんで。

ーー「ワイドナショー」のネタってアドリブなんですか!?

JPさん:頭とケツはあります。いや、頭もないかもしれないですね。これを言ったら終わりましょう、だけ。

「それではお時間でございます~。また来週でございます~。」で終わるみたいな。

「クセすご」は業界注目もあって、R-1、M-1、キングオブコントのチャンピオンの並びに俺らは出てるから、世間の方々の見方が違うんですよね。

本当にラッキーだと思ってます。

ーー今後こういう路線で行こうっていうのは決めていますか?

JPさん:僕ずーっと言ってる事があって、芸人目指してからもなんですけど、ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊ヒーロー、ポケモン、マーベルヒーローとかに出るのが夢です。

もっと言うと、変身するもしくは、半年間のレギュラーでも良いから出るっていう。

ウィキペディアに、「○○役・JP」っていうのに名前が載るのが僕の夢です。

お笑い芸人枠ってあるんですよ。

片岡鶴太郎さんとか、アンガールズ田中さんとか、なだぎ武さんとか、古坂大魔王さんとか、板尾創路さんとか、ピース綾部さんも変身されてるんですよ。

ーーおー!そうなるとまだ可能性ありますね!

JPさん:だから僕、研音さんにいるっていうのもあるんですよね。

ーーなるほど、そこに繋がって行くんですね!

JPさん:そこに繋がって行くんですよ。

研音は戦隊とライダーの役者さんがたくさんいるので!!

ーーマネージャーさん、今後そういったお仕事の依頼はありそうですか?

マネージャーさん:ないですね。

JPさん:おい!!!!(笑)

JPのプロフィール

名前:JP

生年月日:1983年7月31日

出身地:滋賀県

身長:183cm

血液型:O型

特技:ものまね、関西弁、ポケモン・戦隊ヒーロー・仮面ライダー・ウルトラマンシリーズに詳しい

主なモノマネレパートリー:松本人志、長瀬智也、香取慎吾、麒麟川島、小籔千豊、山崎育三郎、GACKT、コロチキ・ナダル、関ジャニ∞村上、風間俊介、内藤剛志、松重豊等

モノマネ芸人・JP。NSC大阪校27期およびワタナベコメディスクール2期出身。元々は声優志望であったものの、養成所時代などの経験を経てモノマネ芸人へと転身。代名詞はダウンタウン・松本人志で、そのクオリティの高さや仕草の特徴を見事に表現したモノマネで、TV番組やイベントに引っ張りだこの今、注目のモノマネ芸人。

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JP出演のラジオ番組「土曜の化け物」

「土曜の化け者」は、JPさんとビスケッティ佐竹さんが得意のモノマネを武器に、様々な人に化けながらトークを繰り広げるラジオ番組。

Webサイト・JCBAインターネットサイマルラジオでもリアルタイムで配信されています。

名称:JPとビスケッティ佐竹の「土曜の化け物」

放送日時:毎月第1、3土曜23:30〜23:59レギュラー放送

サイマルラジオで全国で聴取可能: https://www.jcbasimul.com/radio/762/

また、JPさんはYouTubeチャンネルも解説しており、そこでもものまねネタを発信しているので、ぜひチャンネル登録をしてご覧になって下さい。

JP公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCurh_0jKNXq5cOI2tE5K4mg

(文・取材:Quick Timez編集部)

(撮影:MAEJIMA RYOSUKE)