文:有馬翔平

ひろゆき「どうでもいいものを贈り合うのって…」お歳暮文化をバッサリ切り捨て

西村博之 ひろゆき
画像:時事通信フォト

画像:時事通信フォト

残り1ヶ月ほどで年末年始に差し掛かることから、デジタル普及時代に残る「年末年始文化」の必要性について議論を交わした19日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、現在デパート等で商戦が繰り広げられている「お歳暮」に対してMCひろゆき氏が持論を述べました。

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ひろゆき、お歳暮文化をバッサリ「どうでもいいものを贈り合うのって…」

19日、迫る年末年始でいまだに残る文化の必要性について出演者らが議論を交わした「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その議論の中で、商戦真っ只中の「お歳暮」についてMCひろゆき氏が不要論を打ち出すシーンがありました。

この日、お歳暮文化のほかに初詣などの年末年始文化の必要性を議論した同番組。

「お歳暮文化はいるのか?」というテーマにはゲスト出演した曹洞宗・千葉公慈住職のみ「アリ」と回答し、他の出演者らはひろゆき氏含め全員が「ナシ」という回答に。

「ナシ」派の意見としては「ハムとかサラダ油とかもらっても嬉しくはない」、「『あなたことを想って贈りましたよ』というクリスマスプレゼントの方がマシ」という意見のほか、企業の管理職宛てに贈ることも多いことから「公然とした賄賂」などという声が飛び交いました。

その中で、自身も「ナシ」と回答したひろゆき氏は「去年はお歳暮が来たけど今年は来なかったら、相手の方は『僕何かしましたっけ?』って困っちゃいません?」とやめ時がわからなくなると指摘。

一方、旬のものを贈っている千葉氏を例に挙げて「住職がたまたま手に入ったいいものだから『贈りたいな』というのはわかるんですよ。そういう慣習であれば残るべきだと思う」と述べたものの「ハムとかサラダ油とかどうでもいいものを贈り合うのって住職的にも良くないってことでいいんですよね」と迫りました。

これには千葉氏も「そうですね」と苦笑。

「心をどう込めるかが問題になってくる」、「考えずに贈ろうと思うと、もらう方も嬉しくはなくなってしまう」とひろゆき氏からの問いかけに一部肯定していました。

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お歳暮も年賀状も…不要になっていく文化

サラダ油やハムなど定番となったものを贈り合う「お歳暮文化」に対し、「不要」という主張を繰り広げたひろゆき氏。

出演者らも「不要」と訴える中で、番組が視聴者にアンケートを採ったところ「ナシ」と回答した人がが77%にも上ることが明らかに。

そしてネット上には実際、「お歳暮でもらうものってよくわからないジュースとか体に悪そうなものばっかで嫌なんだよなあ…」などと、お歳暮文化にNOを突き付ける声が。

ただ、多くの人が不要だと思っている年末年始文化はお歳暮だけではないのだという。

「年賀状、暑中見舞いなどの文書やお中元も『不要』派が急増しています。今回、番組では8割近い人が『ナシ』と回答しましたが、全年代を通しても3人に1人はこれらの文化を不要と回答しています。その背景には、今回議論されたようにハムや油を贈るのは迷惑だからという理由も。お中元やお歳暮も親しい人だけに、定番以外のものを贈るようになったと文化としては残っていると言ってもいいのではないでしょうか」(ライター)

時代が移り変わっても、何かを贈り合うという風習は形を変えて残っていくのかもしれません。

(文:有馬翔平)