文:有馬翔平

宇垣美里「わきまえるべき」急増中のポジティブ・ハラスメントに見解示す

宇垣美里

画像:時事通信フォト

コロナ禍で他人とのコミュニケーションが制限される中、注目を集めてきた「自己肯定感」を特集した17日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

しかし注目を集める一方、前向きな言葉や態度を鬱陶しく思う「ポジティブ・ハラスメント」も急増していることに宇垣美里さんがコメントを述べました。

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宇垣美里、急増中の『ポジハラ』に理解「わきまえるべき」

17日、新型コロナの流行によって注目を浴びている「自己肯定感」を特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、自己肯定感が注目される一方で前向きな言葉や態度に不快感を覚える「ポジティブ・ハラスメント」も発生していることに対してフリーアナウンサーの宇垣美里さんが見解を述べました。

コロナ禍によってコミュニケーションの方法が制限され、自己肯定感に悩む人が急増しているという現在。

自己肯定感について記された書籍が人気を集めているということに対し、宇垣さんは「私、自己肯定感という言葉を存じ上げなかったので。存じ上げないほど自尊心が高いので、あんまり悩んだことがなくって」と白状。

「ただ雑な人間なので、そういう繊細な人もいることを学ばないとなとは思いました」と自身の立場を明らかにしました。

ただ、自己肯定感が流行する一方で「何とかなるよ」、「次は上手くいく」という他人からの前向きな言葉をかけられることに不快感を覚える「ポジティブ・ハラスメント」も発生していることについては「でも確かに自分がグウと考えていることに『大丈夫、なんとかなるよ』って言われたら『何がわかっとんねん!』ってなるのはわかる」と共感を寄せた宇垣さん。

しかし、他人との付き合い方について「ある種、ちゃんと他人だということをわきまえるべきなのかなとは思います」と他人との線引きを厳しく制定するようコメントを述べました。

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新たなハラスメントの出現に意見噴出

自己肯定感には「悩んだことがない」と明かした宇垣美里さん。

しかし他人からの前向きな態度、言葉に悩む「ポジティブ・ハラスメント」も発生しているという事実に対しては「他人だということをわきまえるべき」とコメントすると番組を観ていた視聴者から様々な意見が。

《まさにその通り。俺の辛さの何がわかる。アドバイスなんて求めてないんだよ。無責任にアドバイスするな》

《まあ『やればできる』って強要されるのも腹立つのは確か》

などと宇垣さんに共感するものもあれば、

《頑張ってと言っただけでハラスメントになるなら、もうそれハラスメントにするハラスメントでは?》

《もう他人と関わり合うのをやめよう》

と「ポジティブ・ハラスメント」という言葉自体に眉をひそめる声も。

○○ハラスメントという言葉が急増している現在。

そんな時代に他人と上手く付き合っていくには、宇垣さんの言葉通り「他人だということをわきまえる」以外ないのかもしれません。

(文:有馬翔平)