画像:時事通信フォト
大手ファッションブランドのスウェットパンツが、世界各国で「人種差別だ」と炎上していることを特集した17日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その炎上騒動に、MCであるひろゆき氏が持論を述べました。
ひろゆき、バレンシアガの『人種差別』批判騒動に言及
17日、有名ファッションブランドの「バレンシアガ」が販売したスウェットパンツが「人種差別」と批判殺到していることを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その炎上騒ぎに、MCで2ちゃんねるの創始者でもあるひろゆき氏が首を傾げるシーンがありました。
これは「バレンシアガ」が先日販売した、「腰パン風スウェットパンツ」に対し「人種差別」、「黒人文化の盗用」などと各国から批判が相次いだというもの。
しかし、この騒動にひろゆき氏は開口一番「最近は暇な人たちが多いので、なんでも差別って騒いで 、それの一環かなと思ってます」と一蹴。
また、スタジオから「コミュニケーションのミスがあった」と「バレンシアガ」の落ち度を追及する意見が噴出すると、「傷ついている人いるんですか?バレンシアガの服見てどう傷つくんですか?」と反論する場面が。
「アメリカ全体で見てみたら禁止してない法律の方が多い」とした上で「普通に腰パンで歩いている人もいるのに、バレンシアガのあれを見て傷つく人って誰なんですか?」と再度出演者に問いかけたひろゆき氏。
「傷つく人がいるだろうって第三者が勝手に『傷ついている人がいるんだ!』って騒ぎ出して、TikTokも再生数伸びるし、メディアもPV伸びるしということで被害者がいないというか、騒ぐことで得をする人たちがひたすら騒いでいる」と現代の炎上騒動の背景を指摘すると、「何も困ってる人がいないのに何やってるんだろう」と首を傾げました。
「同情する」ひろゆきの意見に視聴者共感
「バレンシアガ」に殺到している「人種差別」という批判について、「第三者が勝手に『傷ついている人がいる』と騒いでる」と指摘したひろゆき氏。
その後もこの騒動に対し、「大手のブランドが文化を盗用している、人種差別をしているという文脈でたたくことに意味があると思ってる人たちがいる」とコメントすると、「日本でも炎上騒ぎで全然関係ない人が乗っかってたたいたりもする」と国内の炎上騒動にも言及。
そして「話題の一環としてやっているだけ」として、「ポリティカルコレクトネス的なことが正しいよね、その文脈に乗って言うのが先進的だよねというちょっとインテリ的な頭のおかしな人が増えたせい」と持論を締め括りました。
すると、このひろゆき氏の意見に視聴者が反応。
《確かに誰が被害者なんだろう?感覚で第三者が炎上させてるよね?》
《これはさすがに引くわ…バレンシアガに同情する》
《ひろゆきの言う通りでぐうの音も出ないわ》
などと、ひろゆき氏の意見に共感の声が広がりました。
ネットの普及とともに増加の一途を辿る企業の炎上騒動。
しかしその背景には被害者などいない、第三者による迷惑極まりない「空焚き」もあるのかもしれません。
(文:有馬翔平)