文:有馬翔平

野々村友紀子「こっちは苦笑いしとんねん」河村たかし氏の勘違いにブチギレ

河村たかし

画像:時事

今月初めに、女子ソフトボール・後藤希友選手の金メダルをかじり全国から批判を浴びた河村たかし名古屋市長。

21日放送の「NewsBAR橋下」(AbemaTV)に放送作家・野々村友紀子さんが登場すると、今月発生した女性蔑視問題に口を開きました。

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野々村友紀子、『金メダルかじり』の河村たかし氏へ激怒「苦笑いしとんねん」

21日、放送作家で舌鋒鋭いコメンテーターとしても活躍する野々村友紀子さんが「NewsBAR」(AbemaTV)に登場。

今月相次いで発生した世代間ギャップによるハラスメント問題に、切り込みました。

張本勲氏の番組内での発言など立て続けに発生したハラスメント問題。

この日、野々村さんはその中でも河村たかし名古屋市長による「金メダルかじり事件」にフォーカスをあてると、「みなさん、あの年代の方は森さんもそうなんですけど、『悪い』という意識が絶対ないじゃないですか」とバッサリ。

「若い女の人だからやってると思う」、「ウルフ・アロン選手とか強そうな人のメダルは噛んでないんちゃうん?」と、女性アスリートだからという私見を述べ、「選手に対するリスペクトもそうですけど、女性に対する下に見る感じとか」と女性蔑視であると指摘しました。

また、野々村さんは「サービス精神と言ってることにビックリ」と河村氏の発言についても勘違いとコメント。

「今までね、こっちは苦笑いしとんねんと」、「そこでムッとしたらダメな女みたいな、いけてない女みたいな、『この子冗談通じひんな』みたいに思われるのもいややし、この人に恥かかすのもいややなと思って『ヘヘヘ』と苦笑いしてたんを、やっぱ喜んでると思われてたんやなと」と、今までハラスメントにも耐えてきたと皮肉混じりに述べると視聴者からは、

《『苦笑いしてやっとんねん』はわかります。泣きそうになった》

《野々村さん、ナイスです》

《キレッキレですね野々村さん…もっと言ってやってください》

などと、反応が相次いでいました。

 

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「すごい透けてる」謝罪態度に言及も…

河村たかし氏の「金メダルかじり」に切り込んだ野々村友紀子さん。

その後さらに「謝罪してても心から思ってない」と、河村氏が行った謝罪会見での態度にも触れると、「『謝れ言われてるからわしは謝るけども』みたいなのがすごい透けてる」と謝罪の態度ではないと指摘。

その上で、「『とりあえず謝りますけども』みたいな感じで謝られたら、『ああまだまだ変わっていかへんな』というの感じちゃうんですけども」と首を傾げ、「どう伝えていったらいいんだろう?」と問題解決の糸口が見つからないことに肩を落としました。

しかし放送終了後、野々村さんが問題視した河村氏の「態度」に批判が再燃することに。

「23日、河村氏は名古屋市役所職員に向けて直筆の謝罪文を公開しました。しかし文字は解読不能、誤字を綺麗に修正していないなどまさに殴り書きに再びネットユーザーが激怒。『こんなの謝罪じゃなくて逆ギレだって』、『中途半端なら謝罪なんてしない方がいい』などと批判が相次いでいるのです」(芸能ライター)

直筆の謝罪文を職員へ向けて公開するも、批判が再燃した河村氏。

今回のことで野々村さんの言葉通り、「ああまだまだ変わっていかへんな」と感じた人も多いのではないでしょうか。

(文:有馬翔平)