画像:時事通信フォト
昨日、コンビ結成32年の歴史に幕を降ろした「雨上がり決死隊」の2人。
解散報告の様子を「アメトーーク 特別編」と称し、ABEMAほかネット上で配信すると解散するに至ったの理由等を告白しました。
すると、同番組に出演していたEJIWARA・藤本敏史さんが涙ながらに本音をぶつけるシーンに注目が。
FUJIWARAフジモン、雨上がり決死隊『解散』の事実にむせび泣く
17日、突如コンビ結成から32年間という歴史に幕を降ろすことを公表した蛍原徹さんと宮迫博之さんから成る「雨上がり決死隊」。
同日夜、ABEMAをはじめネットで配信された「アメトーーク 特別編」で解散を報告すると、フジモンことFUJIWARA・藤本敏史さんが涙ながらに本心を語るシーンがありました。
この日、2人の解散報告と同時にこれまで「アメトーーク」を支えてきたタレントらが勢ぞろいしたスタジオ。
「『アメトーーク』という番組は間違いなく、間違いなくバラエティ史に残る番組だから」と涙声で雨上がり決死隊へラストメッセージを出川哲朗さんが送ると、スタジオの端では藤本さんの大号泣する姿が。
「お母さんの泣き方やん」とツッコまれると、「出川さんが泣くからですよ…もう…」、「ごめんなさい…」と大粒の涙をこぼしていました。
しかし、ラストメッセージを求められると藤本さんは「これ、解散までしないといけないんですか?」、「ねえ?ここまでしなきゃいけないことなんですか?本当に」と解散という決定に何度も疑問をぶつけ、「ごめんなさい。納得いかないです」と猛反対。
さらに、「色々話聞きましたけど、全部宮迫さんが悪いですやん!」、「宮迫さんのせいですよもう!『雨上がり』、なくなるんですよあなたのせいで」と、宮迫さんを責め立て、「最後の最後だから、思ってること言わせてもらいますけど。どんだけ迷惑かけるんですかマジで」と本音をすべてぶつけました。
その後も、「すんません…今も信じられないですわ…『雨上がり』が解散するっていうのは」と、解散という事実を受け入れられない様子を見せていた藤本さん。
「もうなんとかならないんですか…!本当に!」と、解散の決定が最後まで覆ることを懇願していました。
「優しい人だ」フジモンの怒りに視聴者も涙
雨上がり決死隊の解散に最後まで反対した藤本敏史さん。
しかし最後は「再結成は何年かかってもいいんで、じいさんになってもいいんで、またこういう感じで集まってやってほしいです」、「そういう時にまた呼んでほしいです。で、悲しくてじゃなくて嬉しくて泣きたいです。ほんま」と、解散を受け入れると同時に再結成へお願いしていました。
すると、藤本さんのむせび泣く姿に心打たれる視聴者が続出することに。
「フジモンさんと宮迫さんは吉本天然素材のメンバー。同時期に結成したコンビですが、フジモンさんは宮迫さんを慕っていたようにも感じます。たとえばナイナイ矢部さんに怒られた時も真っ先に宮迫さんに相談したり、闇営業問題で活動を自粛していた宮迫さんがYouTube上で謝罪し批判を浴びた時も、フジモンさんは最後まで宮迫さんを信じていました。それが結局解散…それによって最後の最後で本心が決壊した結果だと思います」(芸能ライター)
雨上がり決死隊とは30年来の付き合いであるという藤本さん。
その苦楽をともにしてきたからこそ飛び出した本心に、
《フジモンは雨上がり決死隊のことずっと見てたもんね…ほんとに優しい人だ》
《フジモンが最後、全部言ってくれて良かった。あれ視聴者全員が思ってることだよ。》
などと、視聴者の目にも涙。
藤本さんの心の叫びは、視聴者の感情をも揺さぶったようです。
(文:有馬翔平)