文:有馬翔平

千原ジュニア、河村たかしの『メダルかじり』にブチギレ「一歩も動かずにという特権意識」

千原ジュニア
画像:時事通信フォト

画像:時事

先日、表敬訪問の際に女子ソフトボール・後藤希友選手の金メダルをかじり全国から批判が巻き起こった河村たかし名古屋市長。

8日の「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)が河村氏の不祥事を特集すると、MC千原ジュニアさんが怒りをあらわにするシーンがありました。

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千原ジュニア、『メダルかじり』河村たかし市長に激怒

8日、先日女子ソフトボール・後藤希友選手の金メダルをかじったとしてバッシングを巻き起こした河村たかし名古屋市長を特集した「ABEMA的ニュースショー」(AbemaTV)。

河村氏の行動に、MC千原ジュニアさんが怒りをあらわにする一幕がありました。

この日、ゲストで出演したロンドンオリンピック銀メダリスト・三宅諒さんからも「映像を観れば観るほどキツイですね」と厳しいコメントが上がった河村氏の「メダルかじり」。

その中で「一つ良かったというか…」と千原ジュニアさんは「これで『かじってください』ということを言いにくくなりましたからね、カメラマンも」と要求されるメダルパフォーマンスにも変化があると指摘。

ただ、千原ジュニアさんが気になったのは「メダルかじり」だけでなく、選手側から役所を訪れる「表敬訪問」の在り方についても。

「表敬訪問って文字通り敬意を表すためにあらわすためであって、敬意を表す側が訪問すべきであって、なんで敬意を表される側が訪問すんねん」と、名古屋市役所で選手を迎え入れたという状況に異議を唱えました。

さらに、ヒートアップした千原ジュニアさん。

「知事から出向いて行けよと、血のにじむような練習をしたグランドなり稽古場なりに」、「家庭訪問は家庭毎学校に行くんじゃなくて、先生が家庭に来るわけであって」と、首長が足を運ぶべきという持論を述べました。

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「特権意識」千原ジュニアの怒り収まらず…

河村たかし氏の行動に対し、「出向いて行けよ」と表敬訪問の在り方に首を傾げた千原ジュニアさん。

その後、実際に表敬訪問を経験したことのある三宅諒さんが「実際に来ていただいたら嬉しい反面、準備が大変なんですよ」と説明。

しかし、練習を止めなくてはいけない上、対応するスタッフを選出しなければならないから選手自ら出向くこと慣習が「理に適っている」という三宅さんの言葉にも千原ジュニアさんは納得していない様子。

そして、「僕は政治家のクーラー効いた部屋に『おう呼んで来い』言うて、なんにも一歩も動かずにという『特権意識』で、『これか』ってかじるというサービス精神程度でやってると思う」と、ただ慣習で表敬訪問が行われていたという事実に疑問をぶつけました。

すると、この「特権意識」という言葉に視聴者が反応。

《河村たかしの人格が問題視されてるけど、特権意識というのは当たってると思う》

《気持ち悪いと感じるのはこういう意識もあるんだろうな》

《増長しているのは間違いない》

などと、共感する声が。

その後もこの問題に「河村さんが最初にやってくれて大事故起こしてくれて『良かった、俺やるところだった』と安心してるやつ何人かいると思う」と、怒りをにじませ続けた千原ジュニアさん。

メダルをかじっただけでなく、なぜメダルをかじってしまうような状況になったのかその本質を突いていく必要があるのかもしれません。

(文:有馬翔平)