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徳間書店28日、運営するWEBメディア「&GP」において編集を業務委託している人物のSNS上での発言について謝罪をしました。
ネット上では、徳間書店の差別ツイートは誰なのかといった意見が寄せられ、すでに名前などが特定されているようです。
徳間書店、WEBメディア「&GP」の業務委託の編集者をめぐり差別発言を謝罪
28日、徳間書店は公式ホームページを更新。
「この度SNSにおきまして、Webメディア『&GP』にて業務を委託している編集者が、個人アカウントにおきまして人権侵害を伴う不適切な投稿を行い、多くの皆様に不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。」と、謝罪をしました。
当編集者は27日、Twitter上の自身の裏アカウントを見られるアカウントでテニスの大坂なおみ選手へ誹謗中傷や罵詈雑言を投稿。
この日3回戦で敗退をした大坂選手に向け「はよアメリカ帰れ!」などのツイートをしていました。
こうした発言がSNSで大炎上しており、プロフィール欄から徳間書店のWEBメディア「&GP」で業務委託の編集者をしていることが発覚。
これを受け同社は、「業務を委託しております当該編集者に対しましては、契約の解除をいたしました。また今後、このようなことを繰り返さないよう、会社としての倫理規範・社会的責任を強く認識し、再発防止を徹底いたしますとともに、今後一層の指導・教育に努めてまいります。」と、契約を解除したことも報告していました。
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徳間書店の差別ツイートは誰?ネット上ではすでに名前が特定される事態に
では、徳間書店が運営するWEBメディア「&GP」において、業務委託で編集を担当していた人物とは誰だったのでしょうか?
差別的なツイートについてですが、ネットの情報に詳しい芸能記者によれば、すでに名前などが特定されており、Twitterのアカウントも判明しているのだとか。
「当該の編集者ですが、すでにネット上でTwitterアカウントが特定されています。また、アカウントに貼られていたリンクから名前や顔といった個人情報などが流出していましたね。プロフィール欄に裏アカウントみたいな記載があるのですが、そこにリンクを貼るというのは、ネットリテラシーの徹底がされていない証拠ですよ。」(芸能記者)
また、WEBメディア「&GP」からその編集者が編集をした記事が削除されているのだそう。
「人権侵害とも捉えられる差別ツイートをした当該の編集者ですが、その人物が編集をしたとされる記事が、『&GP』のアーカイブから全て削除されていました。転載されたポータルサイトからは閲覧できるようですが、ネット上の有志らによってすでにキャッシュや、魚拓が取られているみたいです。」(前同)
こうしたことから、特定された人物がSNSで大坂選手へ誹謗中傷をしていた人物と同一と見て、まず間違いないでしょう。
誹謗中傷や人種差別は、いかなる場合であっても許されるものではありません。
SNSで発信をする際には、ネットリテラシーを考慮して投稿することが必要となってきます。
(文:服部慎一)