文:有馬翔平

KADOKAWA社長・夏野剛、オリンピック反対派へ過激発言で大炎上「コメンテーター失格」

(※画像はイメージです)

明日に開催するにもかかわらず、制作スタッフの問題や選手村の不備など様々な問題が発覚している東京オリンピック。

そんな中、アメリカメディアから抗議文が五輪組織委員会に送られたことを21日の「Abema Prime」(AbemaTV)が特集すると、KADOKAWA代表取締役社長CEO・夏野剛氏が世間から巻き起こる不満に持論を述べました。

すると、「問題発言」と視聴者から抗議が相次ぐ事態に。

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夏野剛、オリンピック反対の声に過激コメント「アホな国民感情」

21日、開会式を前に競技が始まった中、様々な問題が発覚している東京オリンピックを特集した「Abema Prime」(AbemaTV)。

すると、世間から依然として噴出している抗議の声にKADOKAWA代表取締役社長CEO・夏野剛氏が持論を述べました。

次々と発覚する制作スタッフの不祥事に加え、選手村の不備、取材が厳しく制限されていることにアメリカメディアからも抗議が寄せられていることを伝えた同番組。

すると、この一件に意見を求められた夏野氏は「これは今年選挙があるからって理由だけだと思いますよ」と持論を展開。

さらに、直前に元経済産業省官僚である宇佐美典也氏が述べた「子供の運動会、発表会」の無観客に「不満の声が上がっている」という言葉を引用し、「さっき宇佐美さんが言ってた公平感?そんなクソなね、ピアノの発表会なんてどうでもいいでしょう。オリンピックに比べれば」と一蹴しました。

その後も「それを一緒にするアホな国民感情に、やっぱ今年選挙があるから乗らざるを得ないんですよ」とコメントを続けた夏野氏。

「だからJリーグだってプロ野球だって入れてるんだから、オリンピックを無観客にしなきゃいけないのは煽りがあるし、それから選挙があるからそこに対して国民感情を刺激するのはよくないって判断、ポリティカルな判断に尽きると思います」と、柔軟に対応できない背景に選挙があることを指摘し続けました。

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「コメンテーター失格」過激な発言に抗議殺到

五輪組織委員会および政府が柔軟な対応をしり込みしている状況について、選挙が関係していることを指摘した夏野剛氏。

陰鬱として国内の雰囲気に「そのうち、誰かが金メダルを取れば雰囲気変わると思いますよ」と述べ、コメントを締め括りました。

しかし、「ピアノの発表会なんてどうでもいい」、「アホな国民感情」と夏野氏が繰り返した過激な発言に視聴者は激怒。

《政府とべったりの夏野氏が口にした見解は、お偉いさんの中では共通の認識なのだろう。もうこれだけの恥をさらして行われるオリンピックよりも、ピアノの発表会の方が価値あるよ》

《もはや政府に偏った発言しかできないし、番組解雇でいいのでは?もうこの人の発言は聞いてられない》

《さすがにコメンテーター失格でしょ。オリンピック反対派大多数な中でこんなことよく言えるな…》

などと抗議が殺到し、次第にSNSにも波及すると「ピアノ発表会」、「夏野剛」など関連ワードをトレンド入りする炎上状態に。

「夏野氏はこれまでにも新型コロナワクチンに消極的な共演者に『テレビに出るな。家で大人しくしろ』とキツイ口調で指摘したりしていました。その口調が視聴者にウケルことも多いのですが、反発を招くことも多い少し危うい御仁という印象でした」(芸能ライター)

歯にもの着せぬ口調が時に支持を集めていたという夏野氏。

しかし、今回その特徴が裏目に出てしまったようです。

(文:有馬翔平)