画像:時事通信フォト
18日、一周忌を迎えた三浦春馬さん。
特設ページが開設されるなどしているほか、インスタグラムには今もなお、三浦さんを偲ぶコメントが大量に寄せられています。
37万件越え…一周忌を迎えた三浦春馬さんのインスタにコメントが多数寄せられる
昨年7月18日、自宅のクローゼットで首を吊って亡くなっていた事が明らかとなった、俳優・三浦春馬さん。
30歳という若さでしたが、人気俳優のあまりにも早い死に、多くの方が悲しみに暮れました。
三浦さんは亡くなる4日前の7月14日に、自身のインスタグラムを更新しており、「本日情報解禁されました。 TBS ドラマ『おカネの切れ目が恋の始まり』 略して【カネ恋】! 」とつづり、自身が主演を務めるドラマの宣伝を行っていました。
演じるキャラクターに関しては、「今回自分が演じさせて頂くキャラクターは、おもちゃ会社のドラ息子で破壊的浪費癖があるものの、ポジティブで真っ直ぐな猿渡慶太を演じます。」とコメント。
「日に日に暑くなって参りましたが、キャスト、スタッフ一同、テレビの前の皆様に9月から、より笑って頂きたく撮影に励んでおります!楽しみにいていてください!」とファンにもメッセージを残していたばかりでした。
しかし、この投稿を最後に三浦さんは自殺。
この報道を受けてからというもの、当該の投稿には三浦さんを偲ぶコメントなどが殺到。
1年経過した現在でも、
《春馬くん、もう一年も経ったんだね。逢いたいな…春馬くんがお空から見た今の世界はどうですか?世の中だけでなく、人間同士の付き合い方、想いも変わったように感じます。》
《春馬くん、この1年長かったよ。 アミューズのお知らせ見ました。色々考えちゃう》
《春馬くんになんて声掛けたらいいんだろう‥ずっと悩んでるけど‥思い付かない。》
などといった声が寄せられており、現在までに37万件以上のコメントが書き込まれています。
中には、「It’s been 1 year since you gone can’t believe(信じられないお別れから、1年が経ちましたね)」や、「春馬さん、東京は今日、梅雨が明けました」など、海外からのコメントや他愛もない日常を報告するコメントなど、様々なものが散見されます。
三浦春馬さんをめぐり母親が異例のコメント「ただ静かに故人を偲びたいという思い」
1周忌を迎えるにあたり、三浦さんの母親は14日、アミューズの公式サイト上でコメントを発表。
「突然の春馬の死から一年が経った今でも、息子が亡くなったことを受け入れられずにおりますが、ようやく少しずつ気持ちの整理ができるようになり、普通の生活を送りつつあります。一周忌も目前ということもあり、ただ静かに故人を偲びたいという思いです。」と、記しました。
しかし、三浦さんの母親に対しては一部メディアによる執拗な尾行、許可のない取材行為が後を絶えないのだそうで、「記者の皆様をはじめとした方々におかれましては、自宅や勤務先まで押しかけられることには、不安と共に恐怖を感じずにはいられません。どうかこれ以上、日常生活にまで踏み込むような取材は控えていただき、静かな日常に戻り、故人を偲ばせていただければ幸いです。」と、日常生活の安全を切に訴えていました。
あまりにも配慮のないメディアの取材は、時として暴力となります。
実際に一部のメディアでは、記者が三浦さんの実家を訪れインターホンを押すなどといった行為を記事化しており、「電気メーターも止まったまま」と表現をしていたこともありました。
これでは、「ただ静かに故人を偲びたい」という三浦さんの母親の思いとは、かけ離れてしまっています。
今はただ、穏やかに偲ぶことが大切なのではないでしょうか?
(文:服部慎一)
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