画像:時事
20日に中継が行われた「大相撲 夏場所」(NHK総合)。
12日目と終盤に差し掛かり、優勝争いの展望も気になる取り組みに注目が集まる中、この日の中継では向正面の溜席に座っていたとある女性が炎上する騒ぎに。
一体何があったのでしょうか?
大相撲夏場所、中継で映った向正面に座る女性が大炎上「出禁にしろや」「怒りが収まらない」
20日に中継が行われた「大相撲 夏場所」(NHK総合)。
この日の取り組みは、昨日初日からの連勝が10で止まった大関・照ノ富士や2敗を守り抜く、大関・貴景勝の取り組みなどを中心に注目集まりました。
12日目と終盤に差し掛かったこの日は、優勝争いにおいて大事な日となることから、相撲ファンも画面の前に釘付け。
食い入る様に見ていた様ですが、優勝争いよりも気になることが。
それは向正面の溜席に座っている女性が掲げていたタオル。
白地に男性のイラストがプリントされている様なタオルで、その大きさはバスタオルの様なサイズのもの。
バスタオルを掲げていたのは、赤いジャケットを着用しベージュのハットをかぶったマダムの様な女性。
取り組みの最中は膝掛けの様に使用する場面もありましたが、照ノ富士関と阿武咲関との取り組みの際には、タオルのプリント面をカメラにアピールしている様に見受けられました。
当該のタオルは相撲とは全く関係がなかったことに加え、向正面に座っていたことで中継中ずっと映り続けていたことから、
《相撲中継、テレビに映る向正面で北川大介?って歌手のでっかいタオル掲げたおばさん許すまじ 怒りが収まらない》
《今日の相撲中継で、堂々と某演歌歌手の似顔絵タオルを上げていたマダムがいた。宣伝のつもりか、何か分かりませんが、ましてや結びの一番でやることではありませんね。あれでは、推しの方に迷惑がかかるし、同じファンの方の品位が下がる。そういうことだと分からないのかしら。》
《向正面どまんなかでぜんぜん相撲に関係ない演歌歌手のタオル掲げてみえて白目になった。気になって北川大介さんをググってしまい思うツボやけどさ。あんなんしても…推しに迷惑かけるだけよ》
《向正面溜席で演歌歌手のタオルを広げてたおばさん、相撲見に来たんじゃなくてタオル広げてテレビに映す事だけが目的だろ》
《砂かぶりで北川大介なる演歌歌手のバスタオルを掲げるマダム。あんな目立つ場所で相撲と関係ない人の宣伝はやめてほしい。 気が散る。》
《大相撲中継を観ていたら 最前列で 演歌歌手の北川大介のバスタオルらしきものを 広げている非常識極まりない客が居て マジ超ドン引き。》
《砂被りでデカいタオル掲げたオバハン出禁にしろや。相撲関係ないやん》
などの意見が寄せられ、大炎上する騒ぎとなっています。
相撲中継で掲げられていたのは演歌歌手・北川大介のタオル…風評被害を心配する声も
炎上する騒ぎとなっているタオルでありますが、中継を見てみると演歌歌手・北川大介さんのグッズであることが明らかとなりました。
北川さんはプロゴルファーの資格を持つ演歌歌手で、同じく演歌歌手の竹島宏さんや山内惠介さんらと結成したイケメン演歌歌手トリオ「イケメン3」のメンバーとしても活動している方です。
オフィシャルウェブサイトを確認すると、当該タオルは「大ちゃんグッズ」として¥2,000で販売されておりました。
この件をめぐっては、新聞記者で元大相撲三章選考委員の抜井規泰氏も自身のTwitterで痛烈に批判。
たまり席で相撲を「見届ける」というのは、「客」ではなく、「角界関係者になる」ということだ。自分自身も、大相撲という伝統技芸の「舞台装置の一つになる」ということだ。ましてや、テレビに映る向正面。そこで「力士タオル」を広げることがどれほどの「赤っ恥」か、理解された方がいい。
— 抜井規泰 (@nezumi32) May 20, 2021
また、ネット上では全くの無関係の北川さんに対する風評被害を懸念する声も寄せられています。
やはり、北川さんのタオルを掲げるのは北川さんのコンサートの時だけにした方が良かったのではないでしょうか?
(文:服部慎一)