文:Quick Timez 編集部

霜降り明星・粗品、『すべらない話』でダダ滑り…『人の死』をオチに使い視聴者「全然笑えない」

霜降り明星 粗品
画像:時事

画像:時事

1月23日放送の「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)。

人気芸人達が、実際に体験したすべらない話を持ち寄りトークを披露する当番組。

今回は人気お笑いコンビ霜降り明星・粗品さんも登場し、トークを披露しました。

しかし、テーマが自身の父親の死についてであったことから「全然笑えない」「人の死をオチにするってどうなの?」など、視聴者から批判の声が。

番組出演者もどこか気を遣っていた様子でダダ滑りになる事態となりました。

どのような内容だったのでしょうか。

スポンサーリンク

霜降り明星・粗品がダダ滑り!?「すべらない話」で披露した父親ネタの内容とは

1月23日放送の「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)。

人気芸人達が、実際に体験したすべらない話を持ち寄りトークを披露する当番組。

今回は、人気脚本家の三谷幸喜さんや音楽ユニットCreepy Nutsのラッパー・R-指定さんなど珍しいゲストも出演。

各々が持ち寄ったすべらない話を披露し、番組を盛り上げました。

その中の一人として、人気お笑いコンビ霜降り明星・粗品さんも登場。

粗品さんと言えば、M-1グランプリ・R-1グランプリのどちらも制覇した実力派として知られており、この日も注目が集まりました。

そんな粗品さんが披露したのが、「父ちゃんのボケが弱い」というもの。

生前は「キャッチボールの際にボールではなくグローブを投げる」「USJに行った際に家族分のチケットを子供3枚で頼む」など、ボケたがるものの、そのボケが弱いというお父さんのエピソードを披露。

そんなお父さんは、粗品さんが高校3年生の時に余命1年と宣告を受けたとのこと。

明るい性格だったお父さんは「残りの時間を楽しく家族で過ごそう」と語り、残り1年でやりたい事をたくさん語っていたそうですが、結局その1か月後になくなってしまったそうです。

それを踏まえて、「最後にボケ強すぎるやろ」とオチをつけた粗品さん。

松本人志さんはじめ、スタジオでは微妙な笑いが起こったものの、父親の死をオチに使っていたことから一部視聴者から批判の声が。

「全然笑えない」

「人の死をオチにするってどうなの?」

「こんな話をネタにするって道徳観どうなってんだ」

「すべらない話見てるんだけど粗品がすべってて草」

「内容的にも全然おもんない上に、あの話をオモロいと思って話してるあたりやっぱりあの年代の奴らって感覚の大事な部分が欠落してる奴ほんと多い気がする。あんなの聞いて他人が笑えるわけが無い」

「ただただ粗品の話が面白くなかった。というか笑えなかった。」

「スタジオの人も微妙な空気になっててヤバイ」

「自分も親を亡くしてるから嫌な気持ちになってしまった」

など、厳しい意見が多く上がりました。

番組出演者もどこか気を遣っていた様子で、ダダ滑りになる事態となりました。

スポンサーリンク

粗品のネタは父親想いの裏返し?前回に引き続きの父親ネタに擁護の声も

今回、自身の父親の死をオチに使ったネタを披露したことで、視聴者から批判の声が上がってしまった霜降り明星の粗品さん。

一方で、

「粗品、前も父ちゃんの話してたな」

「お父さんの死を明るい話にしたいというのは伝わってくる」

「本当にお父さんのこと好きなんだろうな」

など、好意的な意見もありました。

粗品さんは前回「すべらない話」に出演した際にも、父親をネタにしたトークを披露。

粗品さんが子供の頃から病気がちで、亡くなる前は寝たきり状態が続いていたというお父さんに、飲み物を持ってきてほしいときはハンドベルで呼ぶようにという独自のルールを作っていたという粗品さん一家のお話を披露していました。

そんなお父さんは、クリスマスの日に「すまんなぁ、俺のせいで家族に迷惑をかけて、せっかくのクリスマスも台無しやなぁ」と泣きながらハンドベルで演奏をしたそうです。

しかし、お母さんはそのハンドベルの演奏をいつもの飲み物を持ってきて欲しいときの音と勘違いし、大量の飲み物を抱えて寝床に来た時いう話でオチをつけ、番組を盛り上げました。

この時の話では、「感動した」「お父さんの生き様を楽しく話したいというのが伝わった」と好意的な意見が多かった粗品さん。

今回もそんなお父さんの話を伝えたかったのでしょうが、「死」を強調した内容のせいで批判が目立ってしまったようです。

とはいえ、お父さん想いの優しい粗品さん。

これからも益々の活躍を期待したいですね。

(文:Quick Timez編集部)