文:有馬翔平

ヒロミ、生放送で投げやり発言…政府批判に視聴者激怒「何様?」「悪意を感じる」

ヒロミ

画像:時事

東京大学発表のGoToトラベルキャンペーン参加者の新型コロナウィルス感染のリスクについて取り上げた8日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)。

その放送中、番組コメンテーターであるタレント・ヒロミさんが口にした発言が波紋を広げることに。

「何様だよ」と視聴者の怒りを買うことになった、ヒロミさんの発言とは一体?

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ヒロミ「俺らが何言っても…」生放送で投げやり発言…政府の頑固な態度に諦めの態度を見せる

8日、東京大学が発表したGoToトラベルと新型コロナウィルス感染のリスクの関連について報じた8日の「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、番組コメンテーターであるタレント・ヒロミさんが菅政権の行っている政策に難色を示しました。

東京大学が行ったGoToトラベルキャンペーン参加者を対象にした調査によると、キャンペーンに参加しなかった人よりも参加した人の方が、発熱、咳、味覚や嗅覚の異常など感染症の諸症状を感じる割合が高く、GoToトラベルキャンペーンに参加すると感染リスクが倍になるというもの。

新型コロナウィルス感染に直接関係はしていないものの、キャンペーンに参加することで感染症のリスクが格段に上昇することに、スタジオにいた解説員の医師も「たくさんの人が移動して感染が拡大するという感覚は一般的」と主張。

しかし、それでもあくまで主観であって政府の求める、GoToトラベルキャンペーンが感染拡大につながったというエビデンスには「ならない」と述べました。

この解説に「マスコミが何言っても国は関係ないってなっちゃうんじゃない?」とため息をついたヒロミさん。

そして「エビデンスがないのか調べないのかわかんないけど、でも、今の段階ではずっと言ってるわけだから、俺らが何言っても国はGoToは問題ないんですっていう言い方でしょ」とコメントを口にしました。

その後、政府が頑なにGoToトラベルキャンペーンを推し進める姿勢について番組MCの坂上忍さんも「第一波、第二波と同じように、国民が状況見て自粛する人が増えると思うけど、それでいいのかってなっちゃう」と国民の主体性に任せきりになる体制に首を傾げていました。

 

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ヒロミの発言に視聴者激怒…「何様?」、「悪意すら感じる」

頑なにGoToトラベルキャンペーンと新型コロナウィルス感染の関連性を否定し続ける政府の対応に、「何言っても問題ないという言い方」とサジを投げるようなコメントをしたヒロミさん。

しかし、このヒロミさんの発言に番組を観ていた視聴者からは怒りの声が。

「俺らが何言ってもって……当たり前やん!何様やねん?」

「政府からの政策や発信は報道しないのに何もしないって悪意すら感じる」

「批判しか言わないヤツの言うことを誰が聞くのか?」

「もうアンタらは不倫のことだけやってろよ」

「『俺ら』と主語を大きくして語られてもなあ」

などと次々と否定的な意見が寄せられることに。

先日、ダウンタウン・松本人志さんがGoToキャンペーンに提案したことも不採用となる結果になりました。

スタジオでコメントするだけでは政府に訴えていることにはならないのではないでしょうか。

(文:有馬翔平)