16日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。
同番組に出演したファンション誌「Popteen」(角川春樹事務所)の専属モデルらが、業界に存在するモデルの階級制度について語りました。
華やかな職業に見えるモデル業。
しかしその裏側では、厳しいルールが存在していたようです。
ファッション誌「Popteen」には階級制度が存在!モデル同士の厳しいルール!
16日夜に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系列)。
この日、同番組に出演したのは現在、女子高校生から圧倒的な支持を受けているファッション誌「Popteen」の専属モデル6名。
その6名のモデルらが、Popteenに存在するシビアな世界を赤裸々に語りました。
Popteenはこれまで、ローラさんや益若つばささんなど、現在も芸能界で活躍する人材を輩出してきた雑誌。
そのPopteenでは毎月、モデルの人気投票が行われ、所属するモデルの順位が1番から最下位まで発表されるのだそう。
そして、その決まった順位によって仕事の量が増減するため、所属しているモデルは全員、1位のモデルを目指して、努力をしていると言います。
さらに、放送の中では順位だけでなく、階級制度も存在していることが明らかに。
Popteenの中では、63人のモデルのうち、上位18人のモデルを「専属モデル」、中位12人のモデルを「レギュラーモデル」、下位33人のモデルを「トップティーン」と区分しています。
「専属モデル」はPopteenのエース的な存在で、表紙を飾ったり単独でページを担当できたりします。
「レギュラーモデル」は、専属モデルほどではありませんが、出番がもらえるそう。
しかし、「専属モデル」と「レギュラーモデル」の間には、待遇にあからさまな差があり、「ロケバスに乗るのは専属モデルの後」、「弁当は専属モデルが選んだ最後」というルールがあります。
そして、「トップティーン」に至っては、定期的な仕事はほとんどなく、掲載されることがあれば「運がいい」というレベルです。
一見、華やかな職業に見えるモデルですが、裏側ではシビアな競争が行われていることに、
「笑ってるけど、こんな表を出されたら怖い」
「女社会の階級制度って、男社会よりドロドロしててヤバそう……」
と、人間関係にヒビが入っている可能性を指摘する、視聴者の声がたくさん寄せられていました。
実際、ドロドロしている?過去に起きたモデル同士のトラブル!
モデル業界は、注目を浴びれば女優やタレントにもなれる、チャンスの場所です。
しかしやはりその分、モデルの間では猛烈なライバル意識から火花を散らしているのだとか。
過去バラエティ番組で、実際に起きたモデル業界でのイジメが暴露されることも。
かつて「JJ」(光文社)で活躍した、タレント・ダレノガレ明美さんは、現役のモデルの時に、靴を隠されたり、撮影が終わると「どけよ」と暴言を吐かれた経験を明らかに。
他にも押切もえさんや、マリエさんなどが、モデル仲間から悪口を言われた経験を口にしていました。
男性社会のように、役職や年功序列などハッキリとした肩書で上下関係が分かれない分、モデル業界の裏側は、やっかいな空気があるのかもしれません。
(文:有馬翔平)