文:Quick Timez 編集部

「山を舐めるな」登山ロケの服装に批判殺到も山下リオ反論「山やトレッキング用に作られたもの」で「批判の見切り発車」など波紋呼ぶ

テレビ東京
画像:時事通信フォト

22日夜に自身のX (旧Twitter)を更新した女優の山下リオさん。

自身が出演した沿線旅のスペシャル番組内にて、登山ロケだったにも関わらず「ロングスカート」を着用していたところ、視聴者から批判が続出した件について反応しました。

ネットには番組構成スタッフの段取りの悪さや、安直な批判に苦言を呈する書き込みが寄せられるなどして波紋が広がっています。

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登山ロケの服装に批判殺到「山を舐めるな」に山下リオ反論「山やトレッキング用に作られたもの」で「批判の見切り発車」など波紋呼ぶ

22日夜に自身のX (旧Twitter)を更新した女優の山下リオさん。

山下さんは21日に放送された「土曜スペシャル 鉄道沿線歩き旅17 富山~立山65km」(テレビ東京系列)に出演しました。

同番組は地図もスマートフォンも持たず、下調べNGで線路のみを道しるべに鉄道沿いの道をひたすら歩いてゴールを目指すというもの。

今回は富山の立山駅から立山高原バスの終点・室堂まで、標高差は2000メートルという登山ルートを、ケーブルカーとバス、徒歩で6時間以内にゴールするという企画が放送されました。

始めこそ整備された遊歩道だったものの、道は徐々に険しくなり、岩場や草木のある上級者向けの登山道に入り、足元が滑りやすいことから鎖を持たないと歩けない「鎖場」を渡るなど難所続きに。

そのため、同番組出演の際に着用していた緑色のスカートに視聴者からは「装備ちゃんとしなよ」「山を舐めるな」といった批判が殺到しました。

それらを受け、山下さんは自身のXにて「先日放送された沿線旅でのスカート着用で私が叩かれているようですが、あれはトレイルスカートと言って登山やトレッキング用に作られたものですよ 不愉快に思われたなら申し訳ないですが、そもそも鎖場があることも知らされてなかったです。。」と反応。

フォロワーからは

《山下リオさんは登山熟練者なのに色々言われて気の毒で》

《山下リオさんが悪者にされて可愛そう》

《何でも直ぐに叩く世の中で悲しいです》

《心ない事を言う人がいるんですね》

《大丈夫かなぁと思って観ておりましたが、そうだったんですね》

など、同情の書き込みが寄せられました。

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古いけど異論!反論!オブジェクションしてる場合じゃない!ネットリテラシーを高めよう!!

今回、登山に相応しくない衣装だったとして猛批判を浴びた山下さん。

「鎖場があることも知らされてなかった」と綴ったことから、スタッフらに予め通行が困難な場所であることを知らされていなかったことがわかります。

そのため、山下さんの反論後、ネットには「事前に知らせていなかった局側の責任」、「衣装は番組が用意するんでしょ。TPOに合っていなかったとしたら番組側の責任です。タレントに責任はありません」など、事前にどのようなコースか知らされていなかったら準備のしようもないとして、山下さんを批判するのは筋違いであるという書き込みが目立ちました。

さらに、山下さんを猛批判した人たちに対して

《よく調べてから批判しようよ。言い方も考えて》

《批判の見切り発車》

《他人を叩くことが目的にならないようにしましょうよ》

《批判してストレス発散するのってどうなの》

《意見する前に調べたらいいのに》

《スカートだけで山を舐めるなって言えてしまうのがすごい》

と、その批判のあり方に疑問を抱いた書き込みも見られ、大きな反響を呼んでいます。

「トレイルスカート」は、一般的にはハイキング、トレッキング程度であれば許容範囲のようですが、今回のように「鎖場」や急な斜面がある場でのロングスカートは極めて危険であるという、登山経験者からの冷静な書き込みも散見。

山下さん自身「登山が趣味」としていることから「鎖場」があると知っていたら、トレイルスカートを選ばなかったという反省のニュアンスも見てとれます。

自身の好みに合ったファッションでアウトドアを楽しむのは否定しませんが、登山において最も重視すべきはやはり「安全性」です。

今年は特に登山者の不準備による事故の報道が多く、不特定多数の人が視聴するバラエティ番組においては、ひと目で「登山服」と分かるものを着用するのが無難だったかもしれません。

(文:Quick Timez編集部)

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