文:Quick Timez 編集部

八村塁、バスケ日本代表のジャイキリを祝福「素晴らしい勝利を収めた」

八村塁
画像:AFP=時事

 27日に沖縄アリーナ行われた、バスケットボールW杯の1次リーグE組第2戦で、FIBA(国際バスケットボール連盟)ランキング36位の日本代表が、同ランキング24位の格上、フィンランド代表に98‐88で勝利。W杯での勝利は2006年大会のパナマ戦以来17年ぶりというジャイアントキリングに、NBAレイカーズの八村塁選手が自身のX(旧Twitter)を更新し、祝福と日本代表への応援を呼びかけるメッセージを投稿しました。

 同Xでは、「Great win today by JAPANBASKETBALL! Let!s keep it going and support them as they take on Australia.」(日本代表が今日素晴らしい勝利を収めた!この調子で、オーストラリア戦でも彼らを応援しよう)と興奮をうかがわせるコメント。28日午前現在、いいね!が約7000と、日本のサポーターにしっかり思いが届いている様子です。

 八村選手は、同W杯の代表候補でしたが、6月に日本バスケットボール協会を通じて出場辞退を表明。「昨シーズンと長いプレーオフ戦を終え、これから初めてのフリーエージェンシーに備えて今後の自分のNBAキャリアを優先して考慮させていただき、このように判断しました」とコメントしていました。

 一方、日本代表の歴史的勝利に、FIBAも興奮冷めやらぬ様子で、バスケットボールW杯の公式Xへの遊び心ある投稿をしています。日本を始め海外でも大人気のバスケ漫画「SLAM DUNK」のワンカット、主人公、桜木花道と、人気キャラクターの流川楓がタッチするシーンと、27日の試合で3ポイントシュートを多数決めるなど勝利の立役者となった富永啓生選手とNBAフェニックス・サンズ所属で今W杯では唯一の現役NBAプレーヤーとして日本代表の精神的支柱になっている渡辺雄太選手がタッチを交わす写真を並べて投稿。これには4万以上のいいね!という反響を得ています。

 同ランキング3位の強豪、オーストラリア戦は29日。パリ五輪の予選も兼ねているだけに、W杯では幻のエースなった八村選手の呼びかけも追い風になるか、日本代表の快進撃に期待が集まりそうです。

(文:Quick Timez編集部)