画像:時事
今月上旬、少子化担当大臣の野田聖子氏がTwitter上で一般のアカウントを大量にブロックしたことを取り上げた17日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
するとブロックを批判する声に、元SKE48の柴田阿弥アナウンサーが眉をひそめるシーンがありました。
柴田阿弥、『大量ブロック』野田聖子に寄せられる批判に「非常に傲慢ですよね」
17日、少子化担当大臣の野田聖子氏がTwitter上で市民のアカウントを大量にブロックしたことを特集した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。
その特集の中で、野田氏に寄せられる批判を柴田阿弥アナウンサーが眉をひそめるシーンがありました。
先日、児童手当などにかかる所得制限撤廃を願う市民のアカウントをブロックした野田氏。
一方的なブロックに、有権者からは批判が大量に寄せられる事態となりました。
この日同番組では昨年、野田氏が「ブロックはしません」と宣言していたことに着目。
そのことに柴田アナは「日本の人って許さないですよね。『昔言ってたことと違うじゃないか』って」と、発言の撤回を激怒する風潮を疑問視。
そして「わざわざメディアでも『こんな投稿していました』ってするじゃないですか。なんか私、みなさん(出演者)と一緒で過去に言ってたことって絶対に守んなきゃいけないのかなって。私からしたらむしろずっと同じことしか言わないって『絶対人の話聞かない人じゃん』って」と述べ、同じ発言を口にする人物を「学びがない人だなって思う」、「変わることの何が悪いのかわからない」と持論を明かしました。
その一方で柴田アナは、野田氏の大量ブロックを批判する声にも言及。
「私、この件について『ブロックされた』と言ってる人、まあ中傷があったかもしれないし本当に政策提言しただけでブロックされたかわからないですけど、嫌な思いをさせる権利が自分にはあるのかなって思ってしまって」とした上で「非常に傲慢ですよね」と猛烈に非難。
「Twitterに実装された機能を使っているだけなので、人を嫌な気持ちにさせた上ブロックされたら怒るというのは、自分の意見は絶対に通じるんだという傲慢さを感じてしまってちょっと怖いなって思いましたね」と野田氏に寄せられる批判に反発しました。
「理不尽すぎる」柴田のコメントに怒りの声
野田聖子氏に寄せられる批判の声に対し、「非常に傲慢」とコメントした柴田阿弥アナウンサー。
しかし、この言葉に野田氏へ所得制限撤廃を求めていた人物らが反応。
《ブロックされた意見の中にどんな意見があったかも知らないでよく言うよ。それこそ傲慢の他ならない》
《報道に携わっている人ならきちんと事前に情報を叩きこんでから語ってほしい。こんなの理不尽すぎるよ》
《今日のアベプラ雑すぎない?なんでコメントが誹謗中傷だった前提で話が進んでいるの?兼近さんも柴田アナのコメントも全部誹謗中傷じゃん》
などと、一方的に「誹謗中傷した」という発言に怒りの声が。
批判のきっかけとなった野田氏の投稿に寄せられていた「所得制限撤廃お願いします」という多数の書き込み。
ただそれが柴田アナの言う「嫌な思いをさせる権利」の実行であるならば、政治家へ市民の声を届けるにはどのような手段を取ればいいのでしょうか。
(文:有馬翔平)