文:有馬翔平

EXIT兼近「未来が明るくなりました」思わず舌を巻いた『高専』の現状とは?

兼近大樹
画像:時事

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全国の中学校に通う生徒の1パーセントしか進学しないと言われている「高等専門学校」を特集した3日の「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

すると、謎多き「高専」の実態にEXIT・兼近大樹さんがコメントを述べました。

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EXIT兼近、進学率1%の高専を絶賛「未来が明るくなりました」

3日、およそ105万人いる中学生のうち1万人しか進学しないという「高等専門学校」、通称高専に注目した「ABEMA Prime」(AbemaTV)。

その高専の実態に、EXIT・兼近大樹さんが自身の見解を示しました。

普通の高校とは異なり、5年制で工業や水産業などより専門的分野を学ぶことのできる高専。

高専という存在に「大人になってから知りました。必要な時期はまったく知らなくて」という兼近さんは、印象として「ある程度、道が決まってる人は行った方が手っ取り早いと感じたんですけど逆に修正がきかなくなるというか、自分の可能性を狭める側面もあるのかなって」とメリットあればデメリットの存在を指摘。

その疑問に、この日スタジオに出演していた来年の春、徳島県内に創設される予定の「神山まるごと高専」の創設メンバーが回答しました。

就職のほかに、大学への編入や起業などと卒業後の進路選択が豊富だということに兼近さんは「日本ってすごい当たり前だとか普通を大事にするじゃないですか。だから今まであまり広がらないというか、普通は高校出て、普通は大学に行くみたいな。そうじゃない人は突出した人とか変な人とされて『ズレてる人』というレッテルを貼られてきた」とこれまでの高専出身者のイメージについて言及。

その上で「時代的に今、当たり前だとか普通がズレてきたじゃないですか。今の時期にするの、すごくいいなと思いました。今の時期に高専というのは日本にちょうど合ってきた時期だなと思っていて、どんどん増えていって日本の偏りだとか頑固さみたいなものが緩和されて色々な広がりを見せるのかなって未来が明るくなりましたね」と、高専が抱えている可能性に舌を巻いていました。

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「いいじゃん」高専のイメージアップ?反響続々

高等専門学校の実態に「未来が明るくなりました」と絶賛した兼近大樹さん。

すると、それまで詳細に語られる機会のなかった高専に対し番組を観ていた視聴者からも続々と反応し、「高専って地味な印象があったけどいいじゃん。どんどん起業して日本の産業を支えてもらいたい」、「高専出身者って優秀なイメージあるけど、こんな教育やってたらね。兼近さんの言う通りで未来が明るくなったよね」などと、高専に対し印象を改めるというコメントが多数寄せられていました。

また、高専出身者は「ABEMA Prime」の出演者の中にもいるのだとか。

「高専出身でタレントになった人も多くいますよ。というかABEMAさん、せっかくこの番組のレギュラーコメンテーターの中に高専出身者がいるのに話聞かないのはもったいないと思いましたけどね。定期的にアベプラに登場している紗倉まなさんが千葉県内の高専出身です。学科は不明ですが紗倉さんは小説家デビューもして文才も認められていますし、その才能ももしかしたら高専で培われたのかもしれません」(メディアライター)

今までは知る機会も限られていた高専。

しかし今後は高校進学を選択すると同じくらい「高専進学」を選択する生徒が増えていくようになるのかもしれません。

(文:有馬翔平)