画像:時事
昨日、第一生命が発表した「飲みニケーション」に関するアンケートを特集した24日の「めざまし8」(フジテレビ系)。
すると、「飲みニケーションは必要」と主張するスタジオの出演者らに対し永島優美アナウンサーが一喝する場面が。
永島優美アナ、『飲みニケーション』の必要訴える谷原章介らに「やめてほしいです」
24日、昨日明らかになった「飲みニケーション」に関するアンケート結果を特集した「めざまし8」(フジテレビ系)。
すると、谷原章介さんら出演者らの苦言に永島優美アナウンサーが反論するシーンがありました。
アルコール類を交わして部下と交流する「飲みニケーション」。
しかし第一生命が行ったアンケートでは昨日、「必要・どちらかと言えば必要」の38%を大幅に上回って「不要・どちらかと言えば不要」と回答した人が62%に達したということが発表されました。
この結果に、元スポーツ庁長官の鈴木大地氏は「世代的には『飲みニケーション』、非常に大事だと思ってまして。2時間の会議より1時間の飲みニケーションの方が大事だと思っている」とコメント。
そして「若い人たちの間では好まない方も増えてきましたし、飲む人は結構飲むんですけど。そういった形でのコミュニケーションは取りにくくなりますので、これからどうやってコミュニケーションを活性化していくか、考えないといけない時代になりましたね」と苦言。
さらに、谷原さんも「段々と内向きになっていって、好きな人と好きな状況で過ごしたいというのもいいんですけど、それだけだとなかなか殻を打ち破ることができないじゃないですか」と危機感をあらわに。
一方、20代である堀池亮介アナウンサーは「飲みニケーション」必要というスタジオの空気に疑問を抱いたよう。
「飲みの席というのがお酒を伴う、ちょっと強制的な席というイメージがありますのでお酒がなくても相談ができるという関係性を作っていくのが大切なんじゃないかなと」と反論すると、そこへ永島アナが「そうですよね」と同調。
谷原さんに向き直ると「『強制参加』はやめてほしいです」と釘をさしたのでした。
「飲みニケーションはいらない!」視聴者からも大ブーイング
「飲みニケーション」不要論に対して反論する出演者らに向けて、「強制参加はやめてほしいです」と力強く訴えた永島優美アナウンサー。
すると谷原さんは「今、強制参加が大きな声でした」と、鈴木大地氏は「若い世代の意見もよく聞いて、我々も考えなきゃいけませんね」とタジタジに。
しかし、番組を観ていた視聴者からも永島アナ同様「飲みニケーション」に賛同する谷原さんらへの意見が殺到。
《お酒が苦手な人もいるんだから強制参加はダメでしょ。というかそれパワハラでしょ》
《飲みニケーションはもういらない!あんなやるだけ時間のムダ!》
《鈴木さん、会議と並べる時点で飲みニケーションは仕事なんですよ。変な業務を増やさないでほしい》
などと、「飲みニケーション」不要論を訴えるコメントであふれ返りました。
昨年までは「必要」が「不要」を上回っていた「飲みニケーション」。
しかし新型コロナウィルスの流行によって、各世代のコミュニケーションへの考えにも変化が訪れているようです。
(文:有馬翔平)